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田中将大、3年連続PS勝利!ツインズ戦で5回1失点7K ヤンキースは連勝で地区シリーズ突破王手【MLB地区シリーズ】

2019/10/06

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序盤から心強い大量援護!計3度の3者凡退でツインズ打線封じる

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が5日(日本時間6日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでミネソタ・ツインズとのアメリカン・リーグ地区シリーズ第2戦に先発登板し、5回1失点でチームの連勝に貢献。自身も今ポストシーズン初勝利を挙げた。
 
 ヤンキースは前日に10-4で勝利。この日の試合に勝てばシリーズ突破へ王手がかかるだけに、その大事な一戦のマウンドには今季11勝を挙げた田中が託された。
 
 ゲーリー・サンチェス捕手とバッテリーを組んだ田中は初回、まず通算の対戦成績が9打数1安打と抑えている先頭のマックス・ケプラー外野手を86.3マイル(約139キロ)のスプリットで二ゴロに抑える。
 
 しかし、続く打者に死球、さらに通算27打数3安打、被打率.111と相性の良い指名打者の主砲ネルソン・クルーズには84.9マイル(約137キロ)のスライダーを内野安打とされて一、二塁とピンチを作ってしまう。
 
 それでも、4番のエディ・ロザリオ外野手に対してカウント1-1から87マイル(約140キロ)のスプリットで一ゴロ、3-6-1と渡って併殺を完成させ、何とか無失点でスタートを切った。
 
 いきなりのピンチをしのいだヤンキースは、直後の攻撃でツインズ先発の新人ランディ・ドブナック投手に対して、先頭のD.J.ラメイヒュー内野手が二塁打で出塁すると、その後も四球などで1死一、三塁。そして4番の指名打者エドウィン・エンカーナシオン内野手が左前へ適時打を放ち1-0と先制に成功した。
 
 初回から援護をもらった田中は2回、1死からルイス・アルバレス内野手を83.4マイル(約134キロ)のスライダーで空振り三振、続くミゲル・サノー内野手もスライダーで空振り三振としてこの日初めての3者凡退のピッチングを見せた。
 
 3回も田中は波に乗って2三振を含む3者凡退。そしてその裏の攻撃では、ヤンキース打線が爆発する。2本の安打と四球で無死満塁の大きなチャンスを作ると、ここで登板したツインズ2番手のタイラー・ダフィー投手からジャンカルロ・スタントン外野手が犠飛を放って1点を追加。
 
 さらにチャンスは続き、グレイバー・トレース内野手の適時打で3-0とした後、再び満塁から今度は8番のディディ・グレゴリアス内野手がカウント1-2から94マイル(約151キロ)のフォーシームを完璧に捉えると、打球は右翼ポール際に飛び込む満塁本塁打に。この回一挙7得点で8-0と大きくリードした。
 
 この大量援護に対して、田中は4回に1死一、三塁からミッチ・ガーバー捕手に適時打を許し1点を返されるが、後続のアルバレスをスプリット、サノーをスライダーでそれぞれ空振り三振に仕留めて主導権を完全にヤンキースのものにする。
 
 田中は5回をこの日3度目の3者凡退に抑え、6回のマウンドには登らず交代。この日は5回83球(ストライク52球)を投げて被安打3、与四死球2、奪三振7、失点1の内容だった。
 
 ヤンキースは、田中の降板後もリリーフ陣が奮闘。6回をトミー・ケインリー投手が2三振を含む3者凡退とすると、7回はアダム・オッタビーノ投手、8回はタイラー・ライオンズ投手がそれぞれ無失点に抑えて8-1と7点リードのまま9回を迎えた。
 
 そして、9回は5番手として登板したジョナサン・ロアイシガ投手がアルバレスに適時二塁打を浴びたものの、反撃を1点で食い止めて試合終了。ヤンキースが8-2で第2戦も勝利し、2連勝として負けなしでシリーズ突破へあと1勝とした。
 
 先発の田中はポストシーズン初勝利。自身3年連続のポストシーズン勝利で、通算でも4勝2敗、防御率1.54としている。
 
 ヤンキースは移動日を挟んで第3戦を敵地ターゲット・フィールドで行う。先発は昨季19勝を挙げ、今季は長期離脱から終盤に復帰した右腕ルイス・セベリーノ投手。一方、後がなくなり負けられないツインズは今季15勝を挙げた右腕ジェイク・オドリッジ投手がマウンドを託される。

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