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ア・リーグのサイヤング賞争いは史上最高の接戦 バーランダーVSコール、アストロズ右腕対決に

2019/10/01

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両者とも歴史的シーズン送る

 今季アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補としてヒューストン・アストロズのジャスティン・バーランダー投手、ゲリット・コール投手が挙げられ、チームメイト同士での賞争いが取り上げられている。米メディア『The Score』が31日(日本時間10月1日)、伝えている。
 
 その年に最も優れた成績を残した投手に送られるサイ・ヤング賞。投手にとっては最大の名誉ともいえる同賞だが、今季はあるチームメイト同士でかつてないほどの接戦が予想されている。
 
 注目が集まっているのはア・リーグのサイ・ヤング賞候補者で、最有力候補としてアストロズからバーランダー、コールが挙げられている。同サイトでは、賞獲得に繋がる2人の強みを紹介している。
 
 まず、バーランダーの強みとして挙げられたのはWHIP(1イニングあたりに出した走者数)が0.80ということ。1920年からでは2000年にペドロ・マルティネス氏(当時ボストン・レッドソックス)が記録したMLB記録の0.74に次ぐ2番目に低い数値となっている。
 
 加えて、バーランダーは9月1日(同2日)、トロント・ブルージェイズ戦でノーヒットノーランを達成。奪三振数も今季最終登板で自身初となる300の大台に乗せている。今季の成績は34先発で21勝6敗、防御率2.58、223回を投げて300奪三振だった。
 
 バーランダーが凄まじい成績を残した一方で、コールもまた歴史的なシーズンを送った。コールは今季、212回1/3を投げて326奪三振、奪三振率は驚異の13.72を記録し、2001年のランディ・ジョンソン氏(当時アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が記録した13.41を上回ってMLBのシーズン記録を更新。歴史に名を刻んだ。
 
 MLB記録更新がサイ・ヤング賞獲得へ多大なるインパクトを残したことは間違いないだろう。さらに、バーランダーには勝利数が僅差で負けているものの、防御率などでも軒並み自己ベストの成績を残している。今季の成績は33先発で20勝5敗、防御率2.50。
 
 なお、バーランダーはデトロイト・タイガース時代の2011年に投手三冠(防御率2.40、24勝、250奪三振)を達成してサイ・ヤング賞を受賞、コールは受賞経験がまだない。どちらが名誉を手にしてもおかしくないが、果たして栄冠に輝くのはどちらだろうか。