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パイレーツ、ハードル監督を解任 チーム浮上の大功労者、9年連続指揮も今季は地区最下位

2019/10/01

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新監督候補は元レンジャーズ監督

 ピッツバーグ・パイレーツは9年間監督を務めたクリント・ハードル監督の解任を発表。後任には監督経験のあるジェフ・バニスター氏らが候補となっている。米公式サイト『MLB.com』が30日(日本時間10月1日)、伝えている。
 
 パイレーツは変革の時を迎えているようだ。チームは今季限りで9年間指揮を執ってきたハードル監督を解任することを発表。加えて、優秀なコーチとして知られるレイ・シーレイジ投手コーチの解任も決定している。
 
 ハードル監督は2011年にパイレーツの監督に就任。当初のパイレーツは低迷中で、12年にはアメリカプロスポーツ史上初となる20年連続シーズン負け越しを記録してしまったが、若手の成長などもあって徐々に力をつけていく。
 
 そして2013年には補強とデータ野球が功を奏して遂にシーズン勝ち越しに成功。ワイルドカードゲームでも勝利し、ポストシーズンでも健闘した。その後2年間の勝ち越しのシーズンが続き、ハードル監督の力量が存分に発揮された。
 
 しかし、今季は69勝93敗、勝率.426でナショナル・リーグ中地区最下位。昨季は2年ぶりに勝率5割でシーズンを終え、今季も健闘が期待されていたが上手くいかなかった。その結果もあり、パイレーツは9年間指揮を執ってきたハードル監督の解任を発表した。
 
 なお、同サイトによると、後任にはジェフ・バニスター氏らの名前が挙がっているとのこと。バニスター氏は2015年からテキサス・レンジャーズで監督を務め、就任から2年連続で地区優勝に導いた実績がある。
 
 チームはデビュー1年目のブライアン・レイノルズ134試合に出場し、打率.314、外野手が16本塁打、68打点大ブレイク。ジョシュ・ベル内野手も自身最多の37本塁打を記録した。一方で投手陣は不調、核となるベテラン選手も不在だが、将来を担っていく若手選手は着実に成長している。
 
 しかし、シンシナティ・レッズとの大乱闘、カイル・クリック投手とフェリペ・バスケス投手の大喧嘩、バスケスの逮捕など悪いニュースも多かった。5年前には黄金期到来の予感もあったパイレーツだが、再びあの頃の輝きを取り戻せるだろうか。新監督に期待がかかる。