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ヤンキース一筋ガードナーの去就は? GMは人柄と能力を評価、外野陣の故障者続出で再契約も

2019/09/24

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メジャー12年目の36歳

 今季でメジャー12年目を迎えたニューヨーク・ヤンキースのブレット・ガードナー外野手が球団と再契約をするか注目されている。米公式サイト『MLB.com』が23日(日本時間24日)、伝えている。
 
 チームを支えてきたベテラン外野手の去就が注目を集めている。現在36歳のガードナーは昨オフに単年契約を結んでヤンキースに残留。メジャー12年目のシーズンも球団のフランチャイズプレーヤーとして開幕を迎えた。
 
 しかし、今季限りでガードナーはヤンキースを去る可能性がある。シーズン終了で単年契約が終了すれば、オフにはフリーエージェント(FA)となるからだ。36歳とベテラン選手であるガードナーとヤンキースが再契約するかどうかとなると、疑問符がつく。
 
 だが、再契約の可能性が全くない訳でもない。同メディアによると、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは「我々はブレットの能力、キャラクターを愛している」と述べており、さらには「チームはアーロン・ブーン監督の活気あるキャラクターから得ているものは多いが、ブレットも同様だ」とし、ガードナーの個性を絶賛している。
 
 また、ヤンキースはアーロン・ヒックス外野手が右肘の故障で離脱、今季ブレイクのマイク・トークマン外野手も今季絶望となり、ジャンカルロ・スタントン外野手もようやく復帰したばかりだ。特にヒックスには靭帯再建手術(通称:トミー・ジョン手術)を受ける可能性もあり、外野陣には不安がある。
 
 ガードナーは今季136試合の出場で打率.254、27本塁打、72打点、10盗塁の成績。かつてのように盗塁こそ多くないものの、本塁打数は自己最多。キャリア晩年にして、長打力に磨きがかかっている。
 
 また、守備でも左翼手としてのDRS(守備防御点=平均的な野手が守った場合に比べ何失点減らしたか)はわずか348回1/3でプラス7点。中堅手としても及第点のマイナス1点をマークするなど、依然として守備力は高い。
 
 選手としての総合的な価値はまだまだ高く、グラウンド外での貢献度も高いガードナー。今季は故障者続出のピンチを充分に救ったが、来季の再契約はあるだろうか。来季には、ヤンキースにも所属したイチロー氏の現役晩年のように、優れた第4の外野手としてチームを支えることになるかもしれない。




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