データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



誰にも止められない! レッズ投手・ローレンゼンが劇的サヨナラ打、同点9回から試合決める

2019/09/09

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , , , ,



投打&守備で大忙し!大活躍の1週間に

 シンシナティ・レッズのマイケル・ローレンゼン投手が8日(日本時間9日)、本拠地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で同点の9回に代打出場。サヨナラ安打を放つ活躍を見せた。
 
 4日(同5日)にはベーブ・ルース氏以来98年ぶりとなる勝利投手&本塁打&野手出場を達成したローレンゼン。その後も中堅手として先発出場するなど野手として忙しい日々だったが、この日も打者として大きな仕事をやってのけた。
 
 レッズは2-3で迎えた8回裏にエウヘニオ・スアレス内野手が値千金の44号ソロ本塁打を放って3-3の同点。続く9回表をクローザーのライセル・イグレシアス投手が無失点で切り抜ける。
 
 9回裏、ホセ・ペラーザ内野手、フィル・アービン外野手の連打で一気に1死一、二塁とチャンスを迎えたレッズ。一打サヨナラの場面で打席はジョシュ・ヴァンミター外野手に回るが、ここで救援投手のローレンゼンが代打起用される。
 
 ローレンゼンは4球目までに追い込まれるものの、そこから巧みな粘りを見せてフルカウントに。ダイヤモンドバックス7番手・T.J.マクファーランド投手の緩急を用いた投球に惑わされず、勝負は8球にまで続く。
 
 そして9球目、遂に勝負がついた。インロー一杯へ88.9マイル(約142キロ)のシンカーを投げ込んだマクファーランドだったが、ローレンゼンはこれを弾き返すと、左翼手の横を抜けるラインギリギリの二塁打となって二塁走者が生還。ローレンゼンの一打でレッズのサヨナラ勝ちが決まった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によるとローレンゼンは「デビッド・ベル監督が与えてくれた(出場の)チャンスを本当に感謝している」と述べ、指揮官への感謝を語っている。また、スアレスは「彼を“スーパーマイケル”と呼んでいる。とても多くのことができるからね」と述べており、チームメイトからもその実力を認められているようだ。
 
 ローレンゼンはこれで今季は打率.333(21-7)、1本塁打、5打点、3盗塁の成績。打席数は少ないものの、連日の活躍をみるともはや強打者といってもよい存在だ。守備でも活躍するローレンゼンだが、次はどのようなプレーを見せてくれるだろうか。