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ツインズ・クルーズが6年連続35本塁打 33歳以上からの達成は史上2人目の快挙、不惑目前も衰え見えず

2019/09/04

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400号まであと5本、安定感抜群のスラッガー

 ミネソタ・ツインズのネルソン・クルーズ外野手が3日(日本時間4日)、敵地でのボストン・レッドソックス戦で6年連続となる35号本塁打を放った。
 
 メジャーNo.1の重量打線を誇るツインズの主軸打者が快挙達成となった。この日「3番・指名打者」で先発出場したクルーズは5回、レッドソックス先発のリック・ポーセロ投手と対戦。甘く入ったスライダーを強振すると、打球は凄まじい速度でバックスクリーンへ到達。35号ソロ本塁打となり、4-0となる。
 
 この一打でクルーズはボルティモア・オリオールズ所属時の2014年から今季まで6年連続で35本塁打を達成。米公式サイト『MLB.com』によると33歳以上から35本塁打以上を6シーズン達成したのはバリー・ボンズ氏、ラファエル・パルメイロ氏の2人のみ。6年連続はパルメイロ氏(1998~2003)以来史上2人目の記録となる。
 
 試合はクルーズの一発に加え、ミゲル・サノー内野手の27号2ラン本塁打などもあってツインズが6-5で勝利。3連勝を飾り、アメリカン・リーグ中地区首位を独走。2位のクリーブランド・インディアンスとはゲーム差を6.5まで広げている。
 
 クルーズの今季の成績は3日(同4日)時点で打率.310、35本塁打、92打点。OPS(出塁率+長打率)は1.034となっており、不惑の40歳を前にして衰えは一切見えておらず、強力ツインズ打線の中心的存在となっている。
 
 また、3日(同4日)時点での通算成績は打率.277、395本塁打、1103打点。節目となる通算400号は目前となっており、今季中の達成はほぼ確実だろう。
 
 なお、クルーズと同じく33歳から6年シーズンで35本塁打を記録したボンズ氏とパルメイロ氏はともに500本塁打を達成している。このままのペースを維持できれば3シーズン後には達成できるが、衰え知らずのスラッガーはどこまで迫れるだろうか。