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好調のカブス・ダルビッシュ有、あす好相性ブリュワーズ戦 主戦力ゾブリストの復帰も心強い存在に

2019/09/01

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自身6勝目、チームの逆転優勝へ勢い付けられるか

 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手があす9月1日(日本時間2日午前3時20分開始予定)に本拠地リグレー・フィールドでミルウォーキー・ブリュワーズ戦に先発登板する。チームの好調維持、そしてダルビッシュ自身6勝目へ向けたマウンドに注目が集まる。
 
 ダルビッシュは前回登板のニューヨーク・メッツ戦で8回104球(ストライク73球)を投げて被安打5、与四球1、奪三振7、失点1の好内容で4戦ぶりの勝ち星となる5勝目をマーク。8月は5試合に登板して2勝1敗、防御率3.45と調子は上向いており、中でも計31回1/3を投げて42奪三振という数字が光っている。
 
 そんな好調の中で迎えるあすのブリュワーズ戦。キャリアで4試合に登板し1勝1敗、防御率2.05、22回を投げて32三振を奪っている相手だが、今季8月4日(同5日)の前回の対戦でも5回93球(ストライク68球)を投げて被安打5、無四球、奪三振8、失点1で4勝目を挙げており、相性は良い。
 
 ブリュワーズといえば、現在ナショナル・リーグ3位の41本塁打を放っているクリスチャン・イェリッチ外野手がいる。ダルビッシュはこのイェリッチに対して通算10打数3安打、その内2本は本塁打という結果となっており注意が必要だ。また、通算178本塁打を誇るマイク・ムスタカス内野手に対しても過去14打数4安打1本塁打としており、実績あるスラッガー2人は特に用心しなければならない。
 
 ナ・リーグ中地区2位のカブスはこの日31日(同9月1日)に連勝が「4」でストップ。同首位セントルイス・カージナルスとの差は2.5ゲームに広がってしまったが、残り1カ月、27試合が残されている中で十分逆転のチャンスはある。
 
 また、約4カ月もの長期離脱をしていた主戦力のベン・ゾブリスト外野手もこの日のうちに25人ロースター枠に復帰。ダルビッシュにとっては攻守で心強い存在になるはずだ。ダルビッシュが9月に入っても好調をキープし、逆転優勝へ向けて勢いを付けることができるか。その右腕にかかる期待は大きい。