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ヤンキース、首位打者ラメイヒューが“生みの苦しみ”? 劇的弾に「最後に貢献できて良かった」

2019/09/01

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3年連続90勝以上に王手!

 アメリカン・リーグ東地区を独走するニューヨーク・ヤンキースが31日(日本時間9月1日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでのオークランド・アスレチックス戦でサヨナラ勝ち。劇的勝利で地区優勝へ近づいた。
 
 ヤンキースは、2回にゲイリー・サンチェス捕手がアスレチックス先発のホーマー・ベイリー投手から第31号ソロ本塁打を放ち先制。しかし、4回にヤンキース先発のドミンゴ・ヘルマン投手がマット・オルソン内野手に2ラン本塁打を浴びて逆転を許してしまう。
 
 それでも、直後の5回に再びサンチェスが先頭打者として2打席連続となる第32号ソロ本塁打を放ち同点。後続の打者は続けなかったが、試合を振り出しに戻して前半5回を折り返した。
 
 ヘルマンが5回2失点で降板後、6回はジョナサン・ロアイシガ投手は1イニングを無失点。しかし、続く7回に3番手のアダム・オッタビーノ投手が1死二塁からマット・チャップマン内野手に適時二塁打を浴びて2-3と勝ち越しを許してしまう。
 
 1点ビハインドで終盤を迎えたヤンキースは8回、アスレチックス3番手のホアキム・ソリア投手の前に先頭から2者連続で三振に倒れたが、ここで2番のアーロン・ジャッジ外野手が右翼スタンドへ第19号ソロ本塁打を放って再び同点に追い付く。
 
 そして試合は延長戦に突入し、延長11回にドラマが待っていた。ヤンキースはこの日4打席無安打だった1番のD.J.ラメイヒュー内野手が打席に入ると、ラメイヒューは9回からマウンドに上がって3イニング目となったアスレチックス4番手のルー・トリビーノ投手の初球、高め96.6(約155キロ)のフォーシームを弾き返すと、打球は逆方向の右翼スタンドへ飛び込む第24号サヨナラ本塁打となった。
 
 劇的な幕切れで勝利したヤンキースは、これで89勝48敗。3年連続90勝以上(2017年:91勝、2018年:100勝)へあと1勝とした。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、サヨナラ弾を放ったラメイヒューは試合後「とても気分が良いよ」とコメント。「今日は打席で結果を残せていなかったので、最後に貢献できて良かった。球をよく見て、激しく叩こう思っていたんだ」とチームを救う一発に安堵する言葉を残した。
 
 また、アーロン・ブーン監督も「さあ、家に帰ろう!」と4時間弱(3時間58分)に及ぶ試合を勝利で飾れたことに上機嫌。8回に同点ソロを放ったジャッジは「我々にとって重要な試合だった」と、2012年以来9年ぶりの地区優勝へ向けてさらに前進する勝利に胸を張った。
 
 一方、敗れたアスレチックスは連勝が「2」でストップ。ア・リーグ西地区2位でワイルドカードでのポストシーズン進出を目指し、勝率の差で進出圏内2位はキープしているものの、この日勝利した同順位3位のタンパベイ・レイズとのゲーム差がなくなった。

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