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エンゼルス・トラウト、右足負傷で大事取り休養 ラストスパートへ意欲!自身初の“快挙”目前 

2019/08/30

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あす30日からのレッドソックス戦で復帰へ

 ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、あす30日(日本時間31日)から始まる本拠地エンゼル・スタジアムでのボストン・レッドソックス戦で復帰することが分かった。米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
 
 トラウトは28日(同29日)の本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦を欠場。定位置である中堅にはブライアン・グッドウィン外野手、打線の2番にはデビッド・フレッチャー内野手が座り、試合は0-3で完封負けを喫していた。
 
 同サイトによれば、トラウトは右足の底を軽傷を負い、重傷化することを予防するためラインナップから外れたと紹介。しかし、この28日と試合のない29日(同30日)を含めて2日間の休みを取ることで、31日からのレッドソックス戦では万全な状態で臨めるだろうとされている。
 
 トラウトは、28日の試合後「患部がただ痛かったんだ。でも金曜(現地30日)までには良くなるよ」とコメント。「ここ数週間プレーしてきて、この数日の休みは良い休養になる。痛みの原因は分からないけど、金曜には試合に出場できるよ」と意欲を語った。
 
 トラウトは今季ここまで126試合に出場し、打率.293、43本塁打、100打点、10盗塁、OPS(出塁率+長打率)1.087と高水準の成績をマーク。キャリアハイの本塁打数をはじめ(これまでの自身最多は2015年の41本)、自身3度目の100打点を突破した。
 
 4年連続となる打率3割もあとわずかのところまで迫っており、自身初の「打率3割・40本塁打・100打点」も目前。昨オフに12年総額4億3000万ドル(約479億円)を結び、その1年目から超大型契約の期待に応える“ロケットスタート”を切っている。
 
 トラウトの活躍とは裏腹に、チームはここまで64勝71敗(勝率.474)でアメリカン・リーグ西地区4位に沈んでいるが、シーズンラストスパートへ向けて大黒柱の再びの活躍に期待したいところだ。