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大谷翔平、弾丸ライナーで適時三塁打!2打席目で打率3割台に フェンス到達ならずも驚異の俊足披露

2019/08/20

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今季4本目の三塁打で10試合連続安打

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が19日(日本時間20日)、敵地グローブライフ・パークでのテキサス・レンジャーズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、第2打席で適時三塁打を放った。
 
 大谷はこの日レンジャーズの先発左腕コルビー・アラード投手と対戦し、第1打席は打撃妨害で出塁。その後、1-0と先制した直後にコール・カルフーン外野手の適時打で2点目のホームを踏んだ。
 
 エンゼルスはさらに6番・アルバート・プホルス内野手の通算652号となる第19号3ラン本塁打で3点を追加。初回一挙5得点で5-0と大きくリードした。
 
 しかし、エンゼルス先発のディロン・ピータース投手も思うような投球ができない。2つの四球と安打などで2死満塁のピンチを招くと、6番のノマー・マザーラ外野手の打球を二塁手のルイス・レンヒフォ内野手がエラーし1点を返された。
 
 続く2回、エンゼルスは再び1番からの好打順。続投したアラードに対して先頭のデビッド・フレッチャー内野手が四球で出塁し、マイク・トラウト外野手が空振り三振して1死一塁の場面で大谷が第2打席を迎えた。
 
 大谷はカウント2-2から87.4マイル(約141キロ)のカットボールを捉えると、痛烈な左中間方向へのライナー性の打球でフレッチャーが一塁から一気に6点目のホームイン。打球はフェンス直前で中堅手が止めたものの、大谷は快足を生かしてその間に三塁を陥れて今季4本目となる三塁打にして見せた。
 
 大谷はこれで10試合連続安打。打率を試合前の.299から.302と7月24日(同25日)以来23試合ぶりに3割台に乗せた。