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大谷翔平、二塁打&2点打で25度目マルチ! エンゼルスは12点大勝で泥沼連敗「8」でストップ

2019/08/11

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初回3得点の先制パンチ、7回ビッグイニングに貢献

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が10日(日本時間11日)、敵地フェンウェイ・パークでのボストン・レッドソックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、5打数2安打2打点と活躍し勝利に貢献した。
 
 大谷はこの日、2016年に22勝(4敗)を挙げサイ・ヤング賞を獲得した先発右腕リック・ポーセロ投手と対戦。初回1死一塁の場面で迎えた第1打席に内角76.4マイル(約123キロ)のカーブを捉えると、中堅への今季13本目の二塁打となって二、三塁とチャンスを広げる。
 
 そして続く4番のジャスティン・アプトン外野手が第7号3ラン本塁打を放ってエンゼルスが3点を先制した。
 
 大谷は3回の第2打席では高め91マイル(約146キロ)のフォーシームに左飛。6回の第3打席は2番手で登板した左腕ダーウィンゾン・ヘルナンデス投手の内角低め95マイル(約153キロ)のフォーシームを見逃して三振を喫した。
 
 エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニー投手は3回に犠飛で1失点した後、4回2死を取ったところで降板。しかし2番手のテイラー・コール投手は1回2/3を無失点に抑えてレッドソックスに流れを渡さない。5-1とリードして迎えた6回に登板したアダルベルト・メヒア投手は適時二塁打を浴びたものの、この回タイ・バットリー投手に繋いでリードを守る。
 
 大谷の第4打席は7回。エンゼルスがウィルフレド・トーバー内野手の適時打、そして押し出し四球で7-2としてなおも満塁の場面で大谷が打席に回る。大谷はレッドソックス3番手の右腕ヘクター・ベラスケス投手に対して、カウント1-2から真ん中低め87.4マイル(約141キロ)のチェンジアップを捉えた打球は中前への2点適時打となって9-2とリードを広げた。
 
 エンゼルスはさらにアプトンの犠飛、デビッド・フレッチャー内野手の適時打で3点を追加。この回一挙7得点で12-2と10点の大きなリードで優位に立った。
 
 レッドソックスに直後に2点を返され12-4として迎えた9回、大谷が先頭打者として第5打席に立ち、レッドソックス4番手の右腕ライアン・ウェバー投手と対戦。ここまで2安打2打点としている大谷だったが、ここはカウント1-2から外角低め78.1マイル(約126キロ)のカーブに見逃し三振を喫した。大谷はこの日5打数2安打2打点で打率.285。3日(同4日)以来、今季25度目のマルチ安打を記録している。
 
 エンゼルスは9回をクローザーのハンセル・ロブレス投手が無失点に抑えて、そのまま12-4で大勝。泥沼の連敗を「8」でストップさせ、今季成績を57勝61敗で借金「4」としている。