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ブルージェイズ、新人ビシェットが快打連発! デビュー8試合で打率.417、2世トリオがチームの核に

2019/08/06

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内野に若き才能が集中、プレースタイルも瓜二つ?

 元メジャーリーガーのダンテ・ビシェット氏を父にもつトロント・ブルージェイズのボー・ビシェット内野手がメジャー昇格後大活躍を見せている。米メディア『DEADSPIN』が5日(日本時間6日)、特集した。
 
 ブルージェイズでは今季、米国野球殿堂入り選手のブラディミール・ゲレーロ氏を父にもつブラディミール・ゲレーロJr.内野手がメジャーデビュー。ホームランダービーでは優勝に迫り、ここまで打率.279、13本塁打、49打点の成績。20歳とは思えない活躍で父と同じスター街道を歩んでいる。
 
 驚異の新人登場となったブルージェイズだが、夏場に来てもう1人、新人が躍動を見せている。7月29日(同30日)にメジャー初昇格&デビューを果たした21歳のビシェットは昇格後8試合で打率.417、OPS(出塁率+長打率)1.295と大活躍。強打の遊撃手として鮮烈デビューを飾っている。
 
 同サイトによると、ビシェットは過去に自身の打撃について「できる限り強烈に(ボールを)叩いている」と述べており、活躍の秘訣は自身の打撃技術にあるようだ。また、昨季は2Aで32盗塁、今季3Aで15盗塁を記録した瞬足にも大きく期待される。
 
 そんなビシェッドの父はかつてコロラド・ロッキーズなどでプレーしたダンテ・ビシェット氏。殿堂入りこそしていないが、シーズン最多安打2度(95年、98年)、本塁打王(95年)と打撃タイトルを複数獲得。通算274本塁打をマークした他、152盗塁を記録するなど走れる大砲として活躍した。
 
 また、ブルージェイズには今季から二塁手を中心にプレーする24歳のキャバン・ビジオ内野手がいる。ビジオは58試合で打率.214だが、選球眼に優れ出塁率は.343。四球は既に40個をマークしており、チーム最多の8盗塁も記録している。
 
 ビジオの父は殿堂入り選手のクレイグ・ビジオ氏。クレイグ氏はヒューストン・アストロズ一筋20年、チーム最強のリードオフマンとして活躍した。現役時代は瞬足かつ四死球が多い二塁手であり、息子とは選手としての共通点も多い。
 
 2世選手が3人在籍し、ここまではそれぞれが存分に持ち味を発揮。チームはマーカス・ストローマン投手をニューヨーク・メッツに放出して本格的な再建期に入ったが、これからのブルージェイズの核となるのはこの3人で間違いないだろう。