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大谷翔平、今季24度目マルチの2安打で打率.292 3連敗エンゼルスは9日間で貯金「5」→「0」

2019/08/04

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二塁打&内野安打、ともに得点に絡むも勝利に繋がらず

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が3日(日本時間4日)、敵地プログレッシブ・フィールドでのクリーブランド・インディアンス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、4打数2安打で24度目のマルチ安打を記録した。
 
 前日無安打に終わった大谷はこの日、インディアンス先発のメジャー3年目右腕アダム・プルッコ投手と対戦。初回の第1打席は2死走者なしの場面だったが、フルカウントから外角やや低め85.7マイル(約138キロ)のチェンジアップに一ゴロに倒れ、3安打を放った7月30日(同31日)の第4打席から6打席連続無安打となった。
 
 そして2連敗中のエンゼルスはこの日、8勝を挙げているフェリックス・ペーニャ投手が先発。しかし、2回にアクシデントが襲う。1死から5番のホセ・ラミレス内野手を一ゴロに打ち取って一塁ベースカバーに入った際に右膝を負傷。これによって降板を余儀なくされ、急遽2番手としてトレバー・ケイヒル投手が登板した。
 
 ケイヒルは2回にアウト1つを難なく取ってイニングを終えると、続く3回は3者凡退。4回も四球を1つ与えただけで後続を打ち取って無失点に抑えて見せた。
 
 大谷は4回の先頭打者で迎えた第2打席はプルッコの真ん中92.1マイル(約148キロ)のフォーシームを捉えるも中飛。エンゼルスは4回まで散発2安打に抑えられ無得点のイニングが続いた。
 
 一方、リリーフしていたケイヒルは5回に捕まる。1死からフランミル・レイエス外野手に二塁打を許すと、ここで7番ジェイソン・キプニス内野手に右中間スタンドへ2ラン本塁打を浴びて0-2と先制を許した。
 
 さらに続く打者に死球を与えて降板すると、3番手で登板したジャスティン・アンダーソン投手も安打で繋がれた直後に1番フランシスコ・リンドーア内野手に右中間スタンドへ3ラン本塁打を叩き込まれ、この回一挙5失点。エンゼルスは前日に続く大量失点で0-5ととなった。
 
 反撃したいエンゼルスは6回、プルッコから先頭のデビッド・フレッチャー内野手が右前安打で出塁すると、1死後に大谷がカウント2-0からの3球目、外角高め90.8マイル(約146キロ)のフォーシームを捉える。打球は左翼線に落ちる今季11本目の二塁打となり二、三塁とチャンスが拡大した。ここで4番のジャスティン・アプトン外野手が左翼へ犠飛を放ち1得点。しかし後続が倒れて1-5にするにとどまった。
 
 試合は終盤に入り、エンゼルスは8回、2死からマイク・トラウト外野手が中前安打で出塁。ここで第4打席を迎えた大谷は、ワンポイントとして登板したインディアンス4番手のオリバー・ペレス投手に対してカウント3-1から内角92マイル(約148キロ)のシンカーを三塁方向へ弾き返すと、自慢の快足を飛ばして内野安打とした。
 
 大谷の安打と相手守備のエラーで一、三塁とすると、4番アプトンが中前へ適時打を放ち2-5と3点差に詰め寄った。しかし、直後の守りでエンゼルスは5番手のキャム・ベドロージアン投手が先頭のカルロス・サンタナ内野手にソロ本塁打を浴びると、さらに1死三塁からレイエスに犠飛を許して2-7と再び5点差とされる。
 
 9回、エンゼルスはインディアンスのクローザー、ブラッド・ハンド投手に対して先頭のアルバート・プホルス内野手が右前安打で出塁するも、後続が3者連続で倒れて試合終了。2-7で敗れて、今季56勝56敗として7月24日(同25日)には「5」あった貯金が「0」となった。
 
 大谷は4打数2安打で打率は.292に上昇。昨季の23度を超える24度のマルチ安打を記録し、いずれも後に得点に繋がる安打を放ったが、勝利には繋がらなかった。