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エンゼルス・大谷翔平、3安打固め打ち&昨季に並ぶ23度目マルチ 3戦ぶり安打&打点で快勝に貢献

2019/07/31

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今季9個目の盗塁もマーク!攻撃に勢いつける

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が30日(日本時間31日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのデトロイト・タイガース戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、4打数3安打1打点の活躍を見せた。
 
 前日まで2試合連続無安打など11打席連続で無安打だった大谷は、この日はタイガース先発の右腕ドリュー・バーヘイゲン投手から鬱憤を晴らすように次々に快音を響かせた。
 
 大谷まず初回の第1打席で92.8マイル(約149キロ)のツーシームを中前安打。12打席ぶりとなる安打で“エンジン”を掛けた。
 
 エンゼルスは2回にマット・サイス内野手の第5号2ラン本塁打で2点を先制。投げても先発のグリフィン・キャニング投手が3回までタイガース打線を無失点に抑え込み試合の主導権を握る。
 
 大谷は3回の先頭打者とし第2打席を迎え、94.6マイル(約152キロ)のフォーシームを捉え三塁への内野安打を記録。昨季に並ぶ今季23度目の1試合複数安打をマークした。さらに大谷は続くコール・カルフーン外野手の打席で今季9個目の盗塁成功。自身はもちろん、エンゼルス打線の中に積極的な攻撃の流れを作る。
 
 キャニングは5回まで無失点が続き、その好投に応えようと打線がさらに猛攻を仕掛ける。先頭の1番ブライアン・グッドウィン外野手が二塁打で出塁すると、1死後に第3打席に立った大谷は、カウント1-0からの2球目、外角低め92.1マイル(約148キロ)のツーシームを弾き返し、これが痛烈な当たりの中前適時打となって3-0と2回以来となる得点を記録した。
 
 大谷はこれで3打数3安打。6月28日(同29日)以来となる1試合3安打“猛打賞”で打率を試合前の.285から.293に上げた。大谷の適時打の後、6番のアンドレルトン・シモンズ内野手にも適時二塁打が生まれて、エンゼルスは4-0とリードが広げた。
 
 投打がかみ合ったエンゼルスは、6回にもタイガースの2番手ニック・ラミレス投手から内野ゴロの間に1点を追加。なおも2死三塁の場面で大谷が第4打席を迎えたが、ここはラミレスに対してフルカウントから外角低め79.7マイル(約128キロ)のチェンジアップに空振り三振を喫し4安打目とはならなかった。
 
 エンゼルス先発のキャニングは、6回1失点の好投でリードを守りマウンドをリリーフ陣に託した。2番手のテイラー・コール投手は、この日がメジャーデビューとなったジェイク・ロジャーズ捕手にメジャー初安打初打点となる適時打を浴びて1失点したものの、エンゼルス打線が直後の攻撃でサイスの適時打で1点を加え6-1と再びリードを5点に広げた。
 
 エンゼルスは8回も任されたコールが無失点とし、9回は5点差ながら登板間隔の空いたクローザーのハンセル・ロブレス投手が登板し、中4日のマウンドを無失点に抑えて試合終了。6-1で快勝し、56勝53敗で貯金「3」とした。
 
 大谷翔平はこの日4打数3安打1打点で打率.293。3試合ぶりとなる安打から安打を重ね、同じく3試合ぶりに打点も記録したことで、次戦の戦いにも期待がかかる内容となった。