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レッドソックス、宿敵ヤンキースに3連勝で2位浮上 本拠の勝率6割!指揮官「得点圏で打てている」

2019/07/28

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あす勝てば4連勝スイープ!8月、9月にも4戦ずつ直接対決

 ボストン・レッドソックスが27日(日本時間28日)、本拠地フェンウェイ・パークでのニューヨーク・ヤンキース戦で3連勝。4連戦のカード4連勝まであと1つとし、同地区の宿敵を相手に徐々に調子が上がってきた。
 
 レッドソックスは1-2と1点を追う4回、4番のJ.D.マルティネス外野手がヤンキース先発のC.C.サバシア投手から第22号2ラン本塁打を放ち逆転に成功。さらに1点を追加し4-2とした。
 
 5回は1点ずつを取り合い、5-3で迎えた6回にはジャッキー・ブラッドリーJr.外野手の適時三塁打と2つの犠飛で3点を追加し、8-3とリードを広げる。
 
 投げては、先発のエデュアルド・ロドリゲス投手が6回途中3失点の粘投。9-3として迎えた8回から3番手で登板したネイサン・イオバルディ投手がカイル・ヒガシオカ捕手に2点適時打を浴びたものの、最後はブランドン・ワークマン投手が9回を無失点に抑え、レッドソックスが9-5で勝利を収めた。
 
 レッドソックスはこれで3連勝。アメリカン・リーグ東地区首位を独走する宿敵ヤンキースをホームに迎えた4連戦のカードで勝ち越し、タンパベイ・レイズを抜いて同地区単独2位に浮上。ヤンキースとの差も8.0ゲームに縮まった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、貴重な逆転弾を放ったマルティネスは試合後「この球場ではいつもより良い感じでプレーできる」とコメント。今季33勝22敗で勝率.600としているホームでの試合、大歓声に後押しされながらの勝利に満足げだ。
 
 また、アレックス・コーラ監督は「良い攻撃ができている。現在と今季初めの時期との違いは、得点圏で打てていること」とし、この日も15安打9得点、得点圏で10打数5安打と当たった打線の繋がりを評価した。
 
 この日の勝利で、レッドソックスは今季ヤンキースに対して4勝6敗。負け越しているものの、もし明日勝利し4連勝スイープとなれば同地区の流れはガラリと変わる可能性も出てくる。8月、9月にも本拠地、敵地でそれぞれ4試合ずつ直接対決が控えているだけに、今後ヤンキースを捉えるチャンスは十分あるだろう。

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