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カブス、救援として実力派左腕ホランド獲得 ダルビッシュ有とはレンジャーズ時代以来の同僚に

2019/07/27

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7月21日にジャイアンツを“戦力外”

 
 シカゴ・カブスは26日(日本時間27日)、サンフランシスコ・ジャイアンツからDFA(ロースター40人枠から外す措置)となっていたデレク・ホランド投手を獲得した。米公式サイト『MLB.com』が同日、伝えている。
 
 通算78勝の実績を持つ左腕の新天地が決まった。カブスはジャイアンツからDFAとなり、事実上の戦力外となっていたホランドを獲得。同サイトによると、ホランドはカブスでは左のリリーフとしての起用が予想されており、対左打者への活躍が期待されているという。
 
 なお、カブスはホランドのロースター枠を空けるためにティム・コリンズ投手をDFAに。また、3Aアイオワ・カブスからユーティリティープレイヤーのイアン・ハップ外野手を昇格させるなどチーム編成を改めた。
 
 首位争い真っ只中のカブスに入団したホランドは、テキサス・レンジャーズなどで活躍した左の本格派投手。2009年にレンジャーズでメジャーデビューすると、瞬く間に成長を見せ、11年には16勝をマーク。当時は世界一を争う強豪だったレンジャーズを支えていた。
 
 13年にはワールドベースボールクラシック(WBC)アメリカ代表にも選出されたホランド。しかし近年は不振が続いており、昨季はやや盛り返したものの、今季は7先発含む31登板で2勝4敗、防御率5.90と大乱調。7月21日(同22日)をもってジャイアンツからDFAとなった。
 
 最盛期の活躍は再現できていないホランドだが、カブスにとっては必要な投手になるかもしれない。カブスは左のリリーフだったマイク・モンゴメリー投手が今季は不調。カブスでの20登板で防御率5.67と調子が上がらず、15日(同16日)にはカンザスシティ・ロイヤルズとのトレードで、マーティン・マルドナード捕手の交換要員として放出されていた。
 
 モンゴメリー移籍後、カブスにはクレイグ・キンブレル投手ら強力なリリーフ投手がいるものの、目立った左のリリーフはカイル・ライアン投手のみとなってしまった。そのため、過去に実績もあり今季はリリーフとしての登板も多いホランド獲得に至った可能性がある。
 
 なお、カブスにはレンジャーズ時代に同僚として切磋琢磨したダルビッシュ有投手がいる。かつては右のダルビッシュ、左のホランドの2枚看板でレンジャーズで活躍していた時期もあったが、新天地では再び2人の活躍が見られそうだ。かつてのレンジャーズコンビでの継投リレーもあるかもしれない。