データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



大谷翔平、サヨナラ好機で凡退 エンゼルスは“外野手”の超遅球を打ちあぐね連勝ストップ

2019/07/26

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , , , , , ,



 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が25日(日本時間26日)、本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。8打席に立ち、3打席で出塁した。チームは延長16回の死闘の末、敗れた。
 
 前日までのロサンゼルス・ドジャース戦ではDH制がなく、代打での出場となった大谷。本拠地に戻ったこの日は、4連勝中と勢いに乗るチームの先発ラインアップに復帰した。
 
 第1打席、第2打席と四死球で出塁し、連続出塁を5試合に伸ばしたが、第3打席はオリオールズ2番手エシェルマンの前に凡退。1-2のまま迎えた7回の第4打席は1死一、二塁と長打が出れば逆転の場面。速球主体の3番手アームストロングに対し、フルカウントから3球連続ファウルで粘ると、9球目を逆方向へ巧く弾き返したが、レフトの正面を突き、左直に倒れた。
 
 しかし、アップトンが四球で出塁し2死満塁となると、打席にはドジャースとの連戦で9打数6安打、2本塁打、4二塁打、4打点と気を吐いた絶好調カルフーン。いま最も頼れるスラッガーは2球目を振り抜くと、走者一掃の中越え二塁打となり4-2と逆転に成功した。
 
 だが直後の8回に、セットアッパーのバットリーが捕まり試合は振り出しに。9回には守護神ロブレスがマンシーニにソロ本塁打を浴び、再度逆転を許した。
 
 1点ビハインドで迎えた9回、先頭打者の大谷は、2球目に右翼線へ鋭い当たりを放つも、ファウル。最後は低めに沈む変化球で空振り三振に倒れた。それでも、続く途中出場のグッドウィンが、初球のストレートを完璧に捉えて、右翼スタンドに飛び込む9号ソロ。土壇場で同点に追いつき試合は延長戦へともつれ込む。
 
 延長11回、試合を決めたいエンゼルスは1番からの好打順。しかし、この日マルチ安打のフレッチャーとトラウトが凡退し、2死走者なしで大谷は四球を選んで3度目の出塁を果たす。グッドウィンの打席ではすかさず盗塁を決めチャンスを広げた。グッドウィンが四球で2死一、二塁となると、再びチャンスでカルフーンが打席に立ったが、ここは凡退。
 
 延長15回、エンゼルスは10番手で先発投手のキャニングをマウンドに送る。しかし、慣れないマウンドで3失点を喫し、絶体絶命のピンチとなる。だがその裏、オリオールズのスコットも制球を乱し、押し出し四球で2点差に。さらに1死満塁でトラウトが左翼線へ2点適時二塁打を放ち、同点となった。なおも2死二塁とサヨナラのチャンスだったが、大谷が左翼ファウルフライに倒れ、死闘は16回へと突入した。
 
 16回も続投となったキャニングだったが、ビアーに2ラン本塁打を浴び、再びリードを許すと、その裏、オリオールズは外野手のウィルカーソンをマウンドに送る。50マイル台の超遅球にエンゼルス打線は力み、三者凡退に倒れて8-10で敗戦した。
 
 大谷は、5打数無安打(四球、死球、左直、左直、空三振、四球、左飛、左邪飛)、3四死球、1盗塁の成績で、打率.294となっている。