データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



前田健太、5回途中7Kも3失点で7敗目 ドジャースはエンゼルスを追い詰めるもあと一歩及ばず

2019/07/24

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , , , , , ,



代打・大谷翔平に先制打浴びる

 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が23日(日本時間24日)、本拠地ドジャー・スタジアムでのロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板し、5回途中3失点で7敗目を喫した。
 
 19日(同20日)のリリーフ登板から中3日での先発マウンドとなった前田は初回、先頭打者に四球を与えるも、マイク・トラウト外野手、ジャスティン・アプトン外野手をともにスライダーで連続三振に仕留めるなど3者連続で打ち取り無失点で立ち上がった。
 
 続く2回は2死から連続四死球を与え一、二塁とピンチを招くと、ここで「オープナー」として登板していたテイラー・コール投手の代打で登場した大谷翔平選手と対戦。大谷にはカウント1-0から内角への93.1マイル(約150キロ)のフォーシームを弾き返され、これが右前への適時打となって先制点を与えた。
 
 前田は、3回も先頭から味方のエラーと安打で再び一、二塁のピンチ。しかし、カルフーンを外角85.3マイル(約137キロ)のチェンジアップで空振り三振とすると、2死からもアルバート・プホルス内野手を外角低めいっぱいの83.4マイル(約134キロ)のスライダーで見逃し三振に抑え無失点で切り抜けた。
 
 ドジャースは直後の攻撃で先頭の前田がエンゼルス2番手のフェリックス・ペーニャ投手から右前安打を放つも後続が打ち取られ無得点。打線が繋がらず流れはエンゼルスに傾く。
 
 それでも、前田は4回のマウンドでこの日初めてとなる3者凡退。先頭のルイス・レンヒフォ内野手から86マイル(約138キロ)のチェンジアップで空振り三振を奪うなどわずか10球でイニングを終わらせ、この時点で83球とした。
 
 するとドジャースは直後の攻撃で1死一、二塁のチャンスでコーリー・シーガー内野手が犠飛を放ち、ようやく1-1の同点に追い付く。
 
 同点にしたことで流れを取り戻したい前田だったが、球数が多くなってきた5回に崩れた。1死からトラウトに対してスライダーを完璧に捉えられると、打球は左翼ポール際への第33号ソロ本塁打となって1-2。さらにアプトンにも左中間へ二塁打を浴びて、ここで無念の降板となった。
 
 前田はこの日4回1/2、95球(ストライク59球)を投げ被安打4、与四死球3、奪三振7。前田の後を受けて登板した2番手のフリオ・ウリアス投手が適時二塁打を許してアプトンが生還したため、前田の失点は失点3となり、防御率は3.81となった。
 
 5回に計3失点し1-4とリードを広げられたドジャース。反撃の時を迎えたのは6回だった。エンゼルス4番手のジャスティン・アンダーソン投手に対して1死一、三塁のチャンスを作ると、ラッセル・マーティン捕手の適時打で2点差。
 
 なおも満塁とチャンスを広げ、5番手タイ・バットリー投手からジョク・ピーダーソン外野手は適時内野安打を放ち3-4と1点差とした。さらに2死満塁と押せ押せムードとなったが、ジャスティン・ターナー内野手が三ゴロに倒れて一気に同点、逆転とはならなかった。
 
 試合は終盤に入り7回、ドジャースは3番手で登板したイミ・ガルシア投手が先頭のコール・カルフーン外野手にソロ本塁打を浴びて3-5と再び2点差を追う展開となった。
 
 8回は両チームとも無得点で迎えた9回、追い詰められたドジャースはエンゼルスの7番手で登板したクローザーのハンセル・ロブレス投手に対して、1死からターナーが四球で出塁。さらに続くコディ・べリンジャー外野手が右翼線へ二塁打を放って二、三塁と一打同点、一発がでれば逆転サヨナラのチャンスを作った。
 
 ドジャースの打席にはここで長打力のあるマックス・マンシー内野手。マンシーはフルカウントから左翼への犠飛を放ってまず1点差。なおも2死二塁で代打のエンリケ・ヘルナンデス内野手が起用され、ヘルナンデスは右前安打を放ったが、二塁から生還を狙ったべリンジャーがカルフーンの好返球によってタッチアウト。惜しくも1点届かず4-5で敗れた。これによって、先発した前田には7敗目が付いている。