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大谷翔平、今季20度目マルチ&40打点で打率.298に上昇 エンゼルスは球宴明け怒涛の5連勝

2019/07/17

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初回の第1打席で先制打、2打席目は“弾丸”中前打

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が16日(日本時間17日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、4打数2安打1打点だった。
 
 エンゼル・スタジアムではこの日、来場先着3万人に大谷のボブルヘッド人形が配布され、ファンの期待が集まる中見事なパフォーマンスを見せた。
 
 右ふくらはぎの張りを発症した主砲マイク・トラウト外野手を欠く中、エンゼルスは初回からアストロズの「オープナー」としてキャリア初先発した右腕ヘクター・ロンドン投手に襲い掛かる。
 
 まず1番デビッド・フレッチャーの二塁打とアンドレルトン・シモンズ内野手の右前安打で無死一、三塁と先制のチャンスを作ると、大谷は内角96.1マイル(約154キロ)のフォーシームを弾き返して遊撃への適時内野安打。幸先良く1点を先制した。
 
 エンゼルスはさらに押し出し死球で1点を追加すると、続く6番のアルバート・プホルス内野手に右翼線を破る走者一掃の3点適時二塁打が飛び出し5点目。なおも2死三塁で9番ルイス・レンヒフォ内野手が適時三塁打を放ち6-0とした。
 
 続く2回には大谷が第2打席を迎え、2番手クリス・デベンスキー投手の初球の95.1マイル(約153キロ)のフォーシームを捉えると、これが打球初速114マイル(約183キロ)を記録する“弾丸ライナー”の中前安打に。2打席連続安打、そして今季20度目の1試合複数安打とした。
 
 大谷は直後に今季6個目の盗塁を決めたが、自らの走塁ミスもあり得点には結びつかず。大谷は4回の第3打席は3番手のロヒリオ・アルメンテロス投手の前に二ゴロに倒れ、3打席連続安打とはならなかった。
 
 一方、エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニー投手は4回にタイラー・ホワイト内野手に適時打を浴び1失点。5回には1死一、二塁のピンチを招いたところで降板し、2番手のノエ・ラミレス投手が再びホワイトに適時打を浴びて6-2と4点差にされた。
 
 試合は6回、エンゼルスは守備の時にラミレスがジェイク・マリズニック外野手に対して死球。7日(同8日)に本塁突入した際にジョナサン・ルクロイ捕手が鼻骨骨折するなどの重傷を負った報復とも取れる行為に両者とも一触即発の雰囲気となったが乱闘には発展せず。
 
 守備で無失点に抑えた直後、エンゼルス打線は1死二塁からルイス・レンヒフォ内野手の適時二塁打で1点を追加。7-2としてなおも2死一、二塁とチャンスで大谷に打順が回ったが、フォーシームを打ち上げ中飛に倒れて1点止まりに終わった。大谷はこの日4打数2安打1打点で打率を試合前の.294から.298に上げている。
 
 終盤7回は両チームともに無得点。エンゼルス8回、7回途中から投げていた4番手のトレバー・ケイヒル投手が走者を出しながらも結果3人で抑え、いよいよ試合は9回を迎えた。
 
 5点リードのまま迎えた9回もマウンドに登ったケイヒルは、3番から始まるアストロズ打線に2死二、三塁とされながらも無失点に抑えて試合終了。エンゼルスは7-2で快勝し、これでオールスターゲーム明け負けなしの5連勝。4月5日(同6日)~10日(同11日)にかけての6連勝以来となる快進撃で、50勝46敗で貯金を「4」としている。