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レッドソックス、“ユーティリティー”ヌニェスを事実上の戦力外に 昨季WS初戦で劇的本塁打

2019/07/16

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かつてはジーター氏の後継者候補

 ボストン・レッドソックスのエデュアルド・ヌニェス内野手が40人枠のロースターから外れたことが分かった。米メディア『ESPN』が15日(日本時間16日)、伝えている。
 
 13日(同14日)にはアンドリュー・キャッシュナー投手をトレードで獲得するなど、チームの再編成を進めているレッドソックス。同メディアによると、レッドソックスはヌニェスをDFA(メジャー40人枠から外れる措置)にしたとのことで、チームを支えてきたベテラン内野手を事実上の戦力外にしたようだ。
 
 またヌニェス戦力外に加えて、不調のヘクター・ベラスケス投手が3Aポータケット・レッドソックスに降格。空いた2枠に28歳のライアン・ウェバー投手、25歳のサム・トラビス内野手が3Aから昇格した。球団は若手の活躍を期待する方針をとったようだ。
 
 衝撃の戦力外となってしまったヌニェスだが、昨季までは貴重な内野のユーティリティープレイヤーとして重宝されていた。元々はデレク・ジーター氏の後継者として2011年にニューヨーク・ヤンキースでメジャーデビューしたヌニェス。しかしヤンキースでは目立った活躍はなく、2014年4月にDFAとなる。
 
 そこからもしばらくは芽が出ない時期が続いていたが、2016年に16本塁打&40盗塁と才能開花。翌17年にはシーズン途中にレッドソックスに移籍し、38試合で打率.321、8本塁打、27打点と大活躍。二塁と三塁を中心に複数ポジションをこなせるユーティリティーぶりも評価されていた。
 
 そして単年契約でレッドソックス残留となった昨季は、けがで離脱していたダスティン・ペドロイア内野手の穴を見事カバー。ワールドシリーズ(WS)第1戦では決勝打となる代打3ラン本塁打を放つなど、打撃でもチームの世界一に大きく貢献した。
 
 だが今季は、打率.228、2本塁打、20打点と打撃の状態が思わしくない。年齢も32歳と、一般的には徐々に最盛期からは遠ざかっていく頃だ。ユーティリティープレイヤーとしての価値と名門球団での優勝を知る実績を武器に、新たな所属先を見つけられるか注目だ。