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カブス、トレードで大谷翔平の元女房役マルドナードを獲得 ダルビッシュとのバッテリーも期待

2019/07/16

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高い守備力が魅力の捕手

 シカゴ・カブスはカンザスシティ・ロイヤルズからトレードでマーティン・マルドナード捕手を獲得した。米公式サイト『MLB.com』が15日(日本時間16日)、伝えている。
 
 7月31日(同8月1日)のトレード期限が迫り、主力選手の移籍が相次いでいるメジャーリーグ。この時期にどの選手を獲得するかでポストシーズン争い、またはポストシーズンでの立ち位置が大きく左右されることとなる。
 
 同サイトによると、カブスはロイヤルズからトレードでマルドナードを獲得。代わりにマイク・モンゴメリー投手をロイヤルズへ放出した。
 
 新たにカブス加入となったマルドナードだが、持ち味は何と言ってもその守備力。2011年にミルウォーキー・ブリュワーズでメジャーデビューすると、以後は守備に長けた第2捕手としてプレー。陰ながらチームを支える控え選手としてキャリアを積み重ねていた。
 
 転機が訪れたのは2017年。ロサンゼルス・エンゼルスに入団すると、正捕手としてプレー。高い守備力がフルタイムで発揮されることになり、DRS(守備防御点=平均的な野手が守った場合に比べ何失点減らしたか)は驚異のプラス22点をマーク。自身初のゴールドグラブ賞も受賞した。
 
 昨季は渡米1年目の大谷翔平投手の女房役としても活躍し、プレー以外でも仲睦まじい姿を見せていていた。今季は73試合で打率.224、6本塁打、17打点、捕手としてのDRSはプラス7点をマークしている。
 
 カブスには中軸も務めるウィルソン・コントレラス捕手がいるため、併用での起用、もしくは第2捕手としての活躍が望まれることになりそうだ。だが、コントレラスは同日、右足の故障で10日間の負傷者リスト(IL)に入ることも伝えられており、早い段階でチームに必要な戦力となるだろう。ダルビッシュ有投手とのバッテリーにも期待したい。
 
 一方、ロイヤルズへ放出されたモンゴメリーは先発とリリーフの両方をこなす“スウィングマン”として活躍。今季はリリーフ専任でシーズンを送っていたが、20登板で防御率5.67と不振に陥っていた。また、ロイヤルズは前日にもホーマー・ベイリー投手をオークランド・アスレチックスへトレードしており、“売り手”として主力選手放出へ着手している。