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大谷翔平、無安打も今季5個目の盗塁で追加点お膳立て エンゼルスは急逝スキャッグスさんの誕生日に白星

2019/07/14

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連続試合安打「8」でストップもチームに貢献

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が13日(日本時間14日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのシアトル・マリナーズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、3打数無安打1四球だった。
 
 エンゼルスは前日に継投でのノーヒット・ノーランを達成し、タイラー・スキャッグス投手の急逝後初となる本拠地での試合を制した。大谷も自身最長タイとなる8試合連続安打と波に乗っている。
 
 この日は3連戦の2戦目、大谷は元埼玉西武ライオンズの左腕ウェイド・ルブラン投手との対戦となった。初回、大谷は2死走者なしの場面で第1打席を迎え、速球とカットボールを見逃し2球で2ストライクに追い込まれる。そして1球カーブを見極めた後、カウント1-2から外角低め72.4マイル(約116キロ)に手が出て空振り三振に倒れた。
 
 しかし、エンゼルスは2回にアルバート・プホルス内野手の適時打、さらにコール・カルフーン外野手の第20号ソロ本塁打で2点を先制。続く3回には、アンディ・フレッチャー内野手の適時三塁打の後にマイク・トラウト外野手が第30号2ラン本塁打を放って5-0とリードを広げた。トラウトのシーズン30本塁打以上は3年連続となっている。
 
 この流れに大谷も乗りたかったが、第2打席はカウント1-2から78.2マイル(約126キロ)のチェンジアップの前に2打席連続三振。さらなる追加点とはならなかった。
 
 エンゼルスは、4回にも猛攻を仕掛ける。ルブランに対して1死から3者連続安打で満塁とすると、再びフレッチャーが右前へ適時打を放って1点追加。しかし、トラウト三振の後に第3打席を迎えた大谷はカウント1-1から83マイル(約134キロ)のスライダーを弾き返すも中直に倒れて自身3打席連続の凡退となった。大谷はこれでルブランに対しメジャー通算11打席無安打、8三振という結果になっている。
 
 6-0としたエンゼルスは、投げては5月23日(同24日)以来の登板となった先発のマット・ハービー投手が5回まで無失点の好投。6回に三塁打と犠飛を許し1失点したものの、久々のマウンドで結果を残した。
 
 中盤6回と7回に1失点ずつを喫し6-2と4点差とされたエンゼルス。打線は、マリナーズの2番手で登板した元東京ヤクルトスワローズのマット・カラシティー投手、3番手で登板した元北海道日本ハムファイターズのアンソニー・バス投手の前に5回、6回と無得点に終わった。
 
 大谷の第4打席は7回1死走者なしの場面で訪れた。マリナーズ4番手の右腕デビッド・マッケイ投手と対戦し、フルカウントから低めのボール球を見極め四球を選んでこの日初めて出塁した。大谷はこの日3打数無安打で打率を.298に下げたが、四球の直後に今季5個目の盗塁を決め、2死二塁とチャンスを広げる。
 
 この後シモンズも四球を選び一、二塁。ここで6番のプホルスが中堅左へ特大の第14号3ラン本塁打を放ち9-2とした。プホルスはこれが通算647本塁打となっている。
 
 ダメ押し点を加えたエンゼルスは、8回をタイ・バットリー投手、9回をトレバー・ケイヒル投手が無失点に抑えて試合終了。9-2の快勝で2連勝とし、生きていれば28歳というスキャッグスさんの誕生日に白星を飾った。