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大谷翔平、3打数2安打で打率.313 エンゼルスは先発キャニングが崩れ4点ビハインドのまま後半戦へ

2019/07/05

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が4日(日本時間5日)、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。5回表まで終わって、3打数2安打と結果を残している。
 
 レンジャーズの先発は、今季すでに10勝をマークしているランス・リン投手。屈指の速球派投手を攻略し、同地区対決3連勝を目指すも、前半は苦しい戦いを強いられている。
 
 初回、2番マイク・トラウト外野手が2試合連続となる第25号ソロ本塁打を放ち、エンゼルスは1点を先制する。続く大谷の第1打席は、ストライクゾーンに散らされたボールを上手くファウルで逃げ、6球目のツーシームを弾き返して右寄りシフトの裏をかき、三塁手の左を抜ける、レフト前ヒットとなる。
 
 同点とされて迎えた3回、2死から安打で出塁したトラウトを一塁に置いての第2打席は、95.1マイル(約153キロ)の速球を、バットを折りながらセンター前に運ぶ。2死一、二塁とチャンスをひろげると、続くアンドレトン・シモンズ内野手が右前に適時打を放ち、勝ち越しに成功した。
 
 しかしその裏、エンゼルス先発グリフィン・キャニング投手が踏ん張れない。2死としてから、二塁打と四球で一、二塁とされると、ノマー・マザーラ外野手に逆転の2点適時二塁打を浴び、2-3とされた。
 
 さらに4回裏に、ルーネッド・オドーア内野手に11号2ラン本塁打、ダニー・サンタナ内野手の適時打で3点を加えられ、キャニングは降板。代わったテイラー・コール投手が後続を断ったが、2-6と大きくリードを許す展開となった。
 
 大谷の第3打席は、5回表1死から、高く叩きつけた打球を放ったが、遊撃手アンドルスの素手キャッチで阻まれ、内野安打とはならなかった。
 
 エンゼルスは、前半5回表までを終了し、得点変わらず2-6。大谷は、3打数2安打で、打率.313をマークしている。