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絶好調!大谷翔平、また3安打で45日ぶり打率3割超 エンゼルスは完敗で連勝ストップ

2019/06/29

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ノーヒッター男から2安打、第4打席には左腕から二塁打

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が28日(日本時間29日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、4打数3安打で打率を3割に乗せた。
 
 前日に自身9試合ぶり、日本人メジャーリーガーとして史上5人目となる2年連続2桁本塁打となる10号2ラン本塁打を放った大谷。この日は過去に2度ノーヒット・ノーランを達成している右腕マイク・ファイアーズ投手との対戦となった。
 
 エンゼルスは初回、「オープナー」として先発登板した本来リリーフのノエ・ラミレス投手がマット・オルソン内野手に先制2ランを浴び出鼻をくじかれる。
 
 大谷は直後に1死一塁の場面で第1打席を迎えたが、速球を弾き返し放った鋭い打球は左翼手のロビー・グロスマン外野手に好捕され左直。安打を阻まれる惜しい打席となった。
 
 エンゼルスは、2回から2番手として登板したフェリックス・ペーニャ投手が3回にオルソンに2打席連続となる3ラン本塁打を浴び0-5とリードを広げられる苦しい展開を強いられる。
 
 反撃したい打線は4回、大谷が先頭打者として第2打席を迎え、低めのチェンジアップを捉えて右前安打。自身5試合連続安打をマークしたが、後続が倒れて得点できなかった。
 
 ファイアーズに苦しめられるエンゼルス。5回も無得点に終わり、終盤に差し掛かろうとする6回、大谷が反撃の糸口となる。1死走者なしの場面で第3打席を迎えた大谷は、フルカウントから外角高めの速球を弾き返し、三塁へのゴロを快足を飛ばして内野安打とした。大谷はこれで今季16度目のマルチ安打だ。
 
 大谷を一塁に置いて、その後2死となったが、5番アルバート・プホルス内野手の打席でファイアーズが暴投。大谷はチームとしてこの日初めて二塁へ進塁して、直後にプホルスが適時左前安打を放ったことで生還を果たし1点を返した。
 
 1-5としたエンゼルスだったが、3番手で登板したルーク・バード投手がマーク・カナ内野手が2ラン本塁打を浴び1-7と再びリードを広げられる。
 
 大谷は、8回の第4打席はアスレチックス4番手の左腕ライアン・バックター投手に対してフルカウントから92.8マイル(約149キロ)の速球を捉え、右翼への今季6本目の二塁打をマーク。しかし、その後プホルスの三ゴロで二三塁間の狭殺プレーによってアウトとなった。
 
 9回に犠飛によって1点を返したエンゼルスだったが2-7で完敗。連勝は「4」でストップした。大谷は26日(27日)以来の3安打で、4打数3安打1得点。打率を試合前の.290から.301に上げた。最近5試合で15打数9安打とした大谷だが、打率3割に乗せたのは5月14日(同16日)以来45日ぶりとなっている。