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ヤンキース、28試合連続本塁打でMLB記録樹立! ラメイヒュー先頭打者弾で歴史に名を刻む

2019/06/26

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ジャッジにも2カ月ぶりの1発

 ニューヨーク・ヤンキースは25日(日本時間26日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでのトロント・ブルージェイズ戦で28試合連続本塁打を記録し、MLB記録を更新した。米公式サイト『MLB.com』が25日(同26日)、伝えている。
 
 前日のブルージェイズ戦で27試合連続本塁打を記録し、2002年のテキサス・レンジャーズの最長記録と並んだヤンキース。記録更新がかかる一戦となったが、快挙はいきなり達成された。
 
 ヤンキースは初回、先頭打者としてD.J.ラメイヒュー内野手が打席へ。2016年にコロラド・ロッキーズで首位打者(.348)に輝き、今季も首位打者争いに加わる巧打者は、初球から2球連続で見逃し、2ストライクと追い込まれる。
 
 しかし、ここからラメイヒューはストライクゾーンから大きく外れた3球目と4球目を見送ると、5球目のスライダーをファウルで粘り、カウント2ボール2ストライク。そして6球目、記録更新のときがやってきた。
 
 80.3マイル(約128キロ)の内角いっぱいに投じられたスライダーを上手く引っ張ると、打球はファンが待つレフトスタンドへ。11号ソロ本塁打となり、試合開始直後にメジャー記録樹立となった。
 
 そして、後続のアーロン・ジャッジ外野手にも大きな一打が出た。約2カ月のあいだ負傷者リスト(IL)入りし、4月20日(同21日)以来本塁打がないジャッジだったが、ラメイヒューに続いて逆方向に復活を印象づける一発が飛び出た。これで2-0とリードする展開となる。
 
 先頭打者から2者連続で本塁打が出たヤンキースは、試合の流れを掴むと、4-3で勝利。なお、エドウィン・エンカーナシオン内野手に24号ソロ本塁打、グレイバー・トーレス内野手にも19号ソロ本塁打が出ている。
 
 一発攻勢で試合を制したヤンキース。7月が始まろうとしているが、2位のタンパベイ・レイズとは既に6ゲーム差をつけて首位を独走。最近10試合で9勝1敗と絶好調のチームは、強力打線を武器にこのまま地区優勝へ突き進めるか。