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田中将大、アストロズ戦で痛恨2ラン被弾も6勝目の権利 降板直後にヤンキース打線が勝ち越し

2019/06/23

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序盤から走者許すも粘投…味方が先に援護も直後に吐き出す

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が22日(日本時間23日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでのヒューストン・アストロズ戦に先発登板し、6回2失点だった。降板直後に味方打線が勝ち越したため、6勝目の権利を手にしている。
 
 田中は完封勝利を収めた前回登板から中4日で迎えた、今季16度目の先発登板。対戦相手は過去6試合で0勝2敗、防御率7.36と苦戦しているアストロズだ。
 
 初回、2死走者なしから3番のマイケル・ブラントリー外野手に内野安打を打たれるも無失点。続く2回は四球と安打、3回は連続安打でいずれも一、二塁のピンチを招いたが、後続の打者を内野ゴロに抑えて得点を許さず。序盤は走者を出しても低めへの投球を徹底しながら決定打を浴びない田中の粘り強さが光った。
 
 中盤に入って4回は、対したいずれの打者に対しても初球ボールとするも、一塁を守るルーク・ボイト内野手の好守にも助けられ、わずか7球で3者凡退。球数を少なく抑えることに成功し、長いイニングを投げられる目途が立ってきた。
 
 5回は、1死から1番のホセ・アルトゥーベ内野手に84.6マイル(約136キロ)のスライダーを捉えられ、この日初の長打となる左翼への二塁打を許す。しかし、ここでも92マイル(約148キロ)の速球、83.4マイル(約134キロ)のカットボールなどを駆使して後続を打ち取り無失点で切り抜けた。
 
 ここまでアストロズ先発のウェイド・マイリー投手との投手戦を繰り広げ、0-0の緊迫した展開となっていたが、先にヤンキースが均衡を破った。5回のピンチをしのいだ直後の攻撃で、1死からアーロン・ヒックス外野手が四球で出塁すると、2死後に8番のジオ・ここまでアーシェラ内野手が右翼スタンドへ第6号2ラン本塁打。ヤンキースが2-0と先手を取った。
 
 得点した直後の6回、田中は失点したくないイニングだったが、先頭打者に中前安打を許す。そして1死から6番のジョシュ・レディック外野手にカウント1-1から低めの85.8マイル(約138キロ)のスプリットを完璧に捉えられ、これが右中間スタンドに飛び込む同点2ラン本塁打となった。
 
 6回を投げ終えて88球(ストライク55球)としていた田中は、ベンチに戻った際にアーロン・ブーン監督と話し、7回のマウンドには登らず。この日は6回を投げ被安打8、与四球1、奪三振1、失点2の内容で防御率3.21となっている。
 
 しかし、ヤンキースが直後の攻撃で無死満塁の絶好のチャンスを作り、4番のジャンカルロ・スタントン外野手が左翼へ2点適時打を放ち4-2と勝ち越しに成功。これによって田中に6勝目の権利が生まれた。




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