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カブス、リゾーの劇的一発で逆転勝利! 7回10K好投のダルビッシュ有は9戦連続勝ち負けなし

2019/06/16

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窮地で起死回生の一発、ダルとチーム救う

 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)、敵地ドジャー・スタジアムでのロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板し、7回10奪三振1失点と好投し、復活を改めて印象付けた。
 
 2017年に約3カ月を過ごした古巣ドジャースとの対戦を迎えたダルビッシュ。同年のドジャー・スタジアムで行われたヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第7戦で先発し2回途中5失点KOという苦い経験がある。ダルビッシュにとってはそれ以来となる“因縁の地”での投球となった。
 
 初回、ダルビッシュはドジャースファンのブーイングの中3者凡退と上々の立ち上がりを見せると、続く2回も1死から左前安打を許したものの後続を打ち取り無失点とした。3回は再び3者凡退に打ち取ったダルビッシュだが、4回に先頭の2番アレックス・バデューゴ外野手に初球の速球を捉えられ、先制のソロ本塁打を許す。
 
 しかしその後2死三塁のピンチをしのぐと、5回以降は完全に立ち直り、7回まで3イニング連続3者凡退と好投。制球を乱すことなく、この日は7回109球(ストライク68球)を投げ抜き被安打2、与四球1、奪三振は今季2度目の2桁ととなる10個を数え、失点わずか1の成績で防御率4.65とした。
 
 ダルビッシュの好投に報いたいカブスだが、ドジャース先発のウォーカー・ビューラー投手の前に7回まで無得点。8回もペドロ・バイエズ投手の前に封じられ窮地に追い込まれた。
 
 しかし9回、ドジャースのクローザーであるケンリー・ジャンセン投手の前に先頭のクリス・ブライアント内野手が死球で出塁すると、続く3番のアンソニー・リゾー内野手がカウント2-0から89.9マイル(約145キロ)のカットボールを完璧に捉え、打球は右翼スタンドへの第19号逆転2ラン本塁打となった。
 
 ダルビッシュの負けを消したカブスは、その裏の守りで4番手のペドロ・ストロップ投手が無失点に抑えて試合終了。2-1で劇的な逆転勝利を収めた。なおダルビッシュはこれで9試合連続勝ち負けなしとなり、球団記録を更新している。

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