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エンゼルス・大谷翔平、外角攻め徹底され無安打 あすは花巻東高の先輩・菊池雄星と対戦の可能性

2019/06/08

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チームは覇気なく逆転負けで連敗

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのシアトル・マリナーズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、4打数無安打に終わった。
 
 2本塁打を含む3試合連続安打中の大谷はこの日、まず過去通算6打席で無安打と抑えられている先発左腕マルコ・ゴンザレス投手と対戦。大谷自身は今季これまで対左投手の打率は.259としており、一方のゴンザレスは、昨季チーム最多の13勝を挙げながら今季は5連勝の後に6連敗を喫し防御率4.89と苦しんでいる。
 
 大谷は初回、1死一塁の場面で第1打席を迎えた。初球のボール球のカーブを見送ると、2球目のシンカーと3球目のカットボールは見逃してカウント1-2と追い込まれる。そして最後は外角低め77マイル(約124キロ)のカーブを引っかけて二ゴロ。4-6と渡って一塁走者は二塁封殺となったが、大谷は一塁セーフとなって併殺は免れた。
 
 エンゼルスは2回、6番のコール・カルフーン外野手が第13号ソロ本塁打を放って先制に成功。しかし、大谷は続く3回に2死走者なしで第2打席を迎えるも、初球85.8マイル(約138キロ)の外角のカットボールに手を出して一飛に倒れ、2打席連続で快音なしとなった。
 
 エンゼルスの先発は今季3試合目の登板となった左腕アンドリュー・ヒーニー投手。3回まで無失点に抑えていたが、4回にマック・ウィリアムソン外野手にタイムリー安打を許して同点とされる。さらに、5回にも2番ドミンゴ・サンタナ外野手に第12号ソロ本塁打を浴びて1-2と勝ち越された。
 
 劣勢に立たされたエンゼルスだが、中盤の流れも一気にマリナーズに傾く。6回に安打と死球などで2死一、二塁のピンチを招いたヒーニーは、ここで8番のトム・マーフィー捕手に第5号3ラン本塁打を被弾して1-5と突き離されてしまう。
 
 一方のエンゼルス打線は、2回の3アウト目から6回の1アウト目まで11者連続アウトとゴンザレス相手に沈黙。大谷はようやく四球で出塁した走者を一塁に置いて第3打席が訪れるも、この回100球に達したゴンザレスに対してフルカウントからの8球目、外角低めのカットボールの前に空振り三振を喫した。それでも、チャンスを広げて代打のトミー・ラステラ内野手のタイムリー安打を放って1点を返し2-5と3点差とする。
 
 終盤に向けてマリナーズ打線を抑えたいエンゼルス投手陣だが、この日はリリーフ陣も踏ん張れない。6回途中から登板している2人目のルイス・ガルシア投手が7回にサンタナにこの日2本目となる第13号ソロ本塁打を浴びて、2-6と再び4点差をつけられた。その後は失点こそ許さなかったが、3四球を与えて満塁のピンチを招くなどエンゼルスに流れをもたらす雰囲気にならない。
 
 大谷は8回、1死二塁とこの日初めて得点圏に走者を置いて第4打席を迎えた。しかし、マリナーズ4番手の右腕ブランドン・ブレナン投手と対戦しカウント1-1から外角の83.8マイル(約135キロ)のチェンジアップを弾き返すも、痛烈な打球は一塁正面へのゴロとなった。
 
 試合はそのまま9回に進み、エンゼルスはマリナーズ5番手のロエニス・エリアス投手の前に反撃できず無得点。2-6で敗れて2連敗となった。大谷は4打数無安打に終わり、連続試合安打は「3」でストップ。打率は.240と下がった。あすはマリナーズが菊池雄星投手が先発する。大谷との「花巻東高・先輩後輩対決」が実現するかどうか注目だ。