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5月の月間最優秀投手は柳賢振とジオリト。柳は脅威の被本塁打「0」、サイ・ヤング賞も視野に

2019/06/04

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 月間最優秀投手が各リーグ選出され、アメリカン・リーグはシカゴ・ホワイトソックスのルーカス・ジオリト投手、ナショナル・リーグはロサンゼルス・ドジャースの柳賢振投手がそれぞれ選ばれた。米公式サイト『MLB.com』が3日(日本時間4日)、伝えている。
 
 気温も春先から大きく上昇し、夏場に向けて熱戦が盛り上がるメジャーリーグ。5月にも数多くの好試合があったが、その中で最も活躍した投手がリーグごとに選ばれた。
 
 ア・リーグでの選出となったジオリトは24歳の若き右腕。2012年にワシントン・ナショナルズからドラフト1巡目(全体16位)で指名されプロ入り。16年にデビューを飾ると、翌17年から活躍の場をホワイトソックスに移した。昨季は始めてフルシーズンを過ごし、32先発で防御率6.13の成績だった。
 
 だが今季は、ドラフト1位の才能が開花。4月こそ不安定な投球が続いたが、5月に入ると投球が一変。6試合の登板で、5勝0敗、防御率1.74と打者を圧倒し、被打率はわずか.169だった。また、2日(同3日)時点で勝利数(8)と防御率(2.54)はともにア・リーグ3位タイになっており、初のタイトル獲得も視野に入っている。
 
 一方、ナ・リーグからは柳賢振が選出。昨季は故障の影響で15先発に留まったが、7勝3敗、防御率1.97と抜群の安定感を誇った。今季でメジャー6年目を迎える左腕は、勢いそのままに今季も絶好調で、既にサイ・ヤング賞の有力候補にもなりつつある。
 
 ドジャースのエース格にまで成長した柳だが、5月の成績は6先発で5勝0敗、防御率0.59と並外れた成績で好調を維持。特筆すべきは、被本塁打「0」であることだ。本塁打が増加傾向にあるメジャーリーグにおいて、柳が異次元の投球を披露していることが分かる。
 
 また、柳は2日(同3日)時点で勝利数(8)、防御率(1.48)ともにナ・リーグ単独でトップの数字。特に防御率は2位に入ったミルウォーキー・ブリュワーズのザック・デービス投手の2.20を大きく差をつけている。
 
 遂に開花したジオリトと昨季からの快投が続く柳。果たして6月はどのような成績を残すだろうか。