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ダルビッシュ有、6回3失点で勝ち負けつかず カブスは延長の末敗北、地区2位と1ゲーム差に

2019/05/21

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 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が20日(日本時間21日)、本拠地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板。6回3失点の内容で、2点ビハインドのまま降板した。チームは延長の末、4-5で敗れた。
 
 ダルビッシュは初回、1番マカッチェンをいきなり3球三振。快投を予感させる最高のスタートを切ると、続くセグーラと“360億円男”ハーパーを打ち取り、三者凡退で回を終えた。2回は、2死からヘルナンデスに中安打を許して走者を背負ったが、次の打者を投ゴロに打ち取り、つけ入る隙を与えない。
 
 3回、10球でフィリーズ打線を三者凡退に抑えてリズムを作ると、1点の援護を受けた4回も、ハーパーから三振を奪うなど、危なげない投球を披露。4回終了までで50球といいペースで回を進めていく。
 
 1-0のまま、勝ち投手の権利がかかった5回のマウンドに上がったダルビッシュ。先頭のヘルナンデスにレフト前に運ばれ、ノーアウトで走者を背負う展開となったが、ここからギアを一つ上げ、圧巻の投球を見せる。
 
 ヘレーラに対しては、3球連続ツーシームで追い込み、カッターで空振り三振、フランコにはスライダーを見せ球に、再びカッターで空振り三振。最後はアリエタにも速球で追い込むと、外に逃げる球を振らせ、3者連続三振に打ち取った。
 
 ここまで緊迫した投手戦をリードしてきたダルビッシュだったが、6回に悪夢が待っていた。2つの四球で一、二塁と得点圏に走者を許し、この日初めてのピンチを招くと、2死からリアルミュートに中前に抜ける適時打を浴び、同点とされる。
 
 さらに、ヘルナンデスには右翼線へ弾き返され、さらに2点を献上。バッターランナーは右翼手・ヘイワードがクッションボールの処理に手を焼いている間に一気に三塁へと進んだ。2死三塁から、ヘレーラを二ゴロに打ち取りこの回を凌いだが、球数は95を数え、この回までで降板した。
 
 この日のダルビッシュは、6回を投げ、被安打4、奪三振7、与四球3、失点3(自責点3)の成績で、防御率5.06とした。
 
 カブスは8回、四球2つと犠打で1死二、三塁のチャンスを作ると、7番デスカルソの三塁打で同点。さらに、遊撃手セグーラの悪送球で、デスカルソも生還し、一気に試合をひっくり返した。しかし9回、1死二塁から、3番手ブラックが、セグーラに右前適時打を許して振出しに戻されると、延長10回には、リアルミュートの6号ソロで勝ち越され、4-5で敗れた。
 
 シーソーゲームに敗れたチームは、ナショナル・リーグ中地区2位のミルウォーキー・ブリュワーズとのゲーム差が1に縮まっている。