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アストロズ右腕が快挙!MLB新記録の39戦連続無失点 剛腕キンブレルの記録抜く

2019/05/18

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移籍を機に難攻不落の右腕に変貌

 ヒューストン・アストロズのライアン・プレスリー投手が17日(日本時間18日)、敵地フェンウェイ・パークでのボストン・レッドソックス戦にリリーフ登板し1回を無失点。これで39試合連続無失点となり、MLB記録を更新した。米メディア『SPORTING NEWS』が17日(同18日)、伝えている。
 
 現在2位のシアトル・マリナーズに大差をつけてアメリカン・リーグ西地区首位を独走しているアストロズ。エースのジャスティン・バーランダー投手、ハイペースで本塁打を重ねるジョージ・スプリンガー外野手など投打の柱に大きな注目が集まるが、この日は縁の下の力持ちとなってチームを支えるリリーフ投手がスポットライトを浴びた。
 
 注目を浴びることになったのはリリーフ右腕のプレスリー。2013年にメジャーデビューして以来リリーフのみで活躍し続けてきた投手で、今季でメジャー7年目、30歳のシーズンとなる。
 
 昨季はトレード期限間近にアストロズに移籍。移籍前まではミネソタ・ツインズで51試合に登板し、防御率3.40とまずまずの成績だったが、環境が変わってからは難攻不落の投手に変貌。26登板で防御率0.77、四死球4、被本塁打はわずか1本のみと快投を見せていた。
 
 移籍を機に大成長を遂げたプレスリー。今季も開幕から絶好調で、この日はレッドソックスとの一戦に8回から登板。先頭のミッチ・モアランド内野手を外角一杯に入った96.7マイル(約154キロ)の直球で見逃し三振に斬って取ると、続くザンダー・ボガーツ内野手も直球で左飛に打ち取って2死。簡単にレッドソックス打線を抑えていく。
 
 そして3人目の対戦となったのはラファエル・デバース内野手。今季は打率3割超えを維持している22歳が相手となったが、カーブなどで追い込むと、最後も83.7マイル(約134キロ)のカーブで投ゴロに抑えて3死。自身の役目をきっちりと果たし、抑えのロベルト・オスーナ投手に繋いだ。試合はオスーナがきっちりと締め、3-1でアストロズの勝利となった。
 
 プレスリーはこの日で昨季から39試合連続で無失点。これでクレイグ・キンブレル投手(現フリーエージェント)がアトランタ・ブレーブス所属時の2011年に記録したシーズン38試合連続無失点を抜き去って歴代1位となり、メジャー記録を塗り替えることに成功した。
 
 メジャーの歴史に名を残したプレスリー。アストロズはオスーナやヘクター・ロンドン投手など優秀なリリーフ投手を抱えているが、昨季途中からはプレスリーが最も輝いているといっても過言ではない。今後連続無失点記録をどこまで伸ばしいくのかにも注目が集まりそうだ。