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前田健太、“二刀流”の活躍で5勝目 投は7回途中12K無失点、打はマルチ&決勝タイムリー

2019/05/16

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手は15日(日本時間16日)、本拠地でのサンディエゴ・パドレス戦に先発登板。7回途中12奪三振、無失点の快投で、今季5勝目を手にした。
 
 前田は初回、ガルシア、レイエス、マチャドの上位打線を三者凡退に打ち取る最高の立ち上がり。2回は先頭打者に安打を許すも、後続を内野フライと連続三振に斬る。
 
 すると裏の攻撃では、前田の打席で2死二、三塁のチャンスが訪れる。前田は、追い込まれてからの5球目、パドレス先発ストラームが投じたスライダーを振り抜くと、打球はライト方向へ飛び、右翼手、一塁手、二塁手の間に落ちる先制の2点タイムリーとなった。
 
 つづく3回は、圧巻の投球。先頭のストラームをスライダーで空振り三振に打ち取ると、9番マルゴットも低めのスライダーを振らせて連続三振。最後は、ガルシアをチェンジアップで仕留め、この回3者連続三振とした。
 
 4回、2番レイエスを空振り三振に打ち取り、2回から6者連続三振をマークした前田。マチャドにはライトへの二塁打を許し、この日初めてのピンチを背負う。しかし、4番ホズマーを落ち着いて二ゴロに打ち取り2死三塁とすると、レンフローに対してはスライダーでこの日8個目の三振を奪いピンチを切り抜けた。
 
 前田は4回の第2打席でも、91.8マイルの速球を逆らわずに逆方向へ弾き返すと、打球は二塁手の頭上を越え、右前安打。チャンスを作って上位打線へとつなげた。
 
 前田の快投劇は続き、5回、6回を三者凡退に抑える。7回に1死からホズマーに安打を許すも、続くレンフローを空振り三振に打ち取り降板。2番手アレクサンダーが前田の責任走者を還すことなく、きっちり7回を締めた。
 
 この日の前田は、ボールを低めに集める丁寧な投球でパドレス打線を手玉に取り、6回2/3(85球)を投げ、被安打3、奪三振12、無四球、無失点の内容で、防御率は3.51となっている。
 
 チームは、救援陣が完封リレーでリードを守り切り、2-0で勝利。前田は、今季最高のピッチングで5勝目を手にしている。