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ダルビッシュ有、6回途中無四球11Kの好投も実らず カブスは延長10回サヨナラ負け

2019/05/16

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 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)、敵地でのシンシナティ・レッズ戦に先発登板。6回途中11奪三振、2失点の好投で勝ち投手の権利を得てマウンドを降りたが、チームは8回に追いつかれ、延長戦の末サヨナラ負けを喫した。
 
 ダルビッシュは初回、先頭のセンゼルにいきなり安打を浴びて出塁を許すと、盗塁と捕逸で無死三塁のピンチに。2番ボットーは三振に取ったが、続くスアレスにスライダーを捉えられ、先制点を献上した。
 
 だが、すぐさまチームが2-1と逆転すると、ダルビッシュも打線の援護に奮起。2回は打者3人に対してフルカウントまでもつれ込んだが、三者凡退で切り抜け、徐々にペースを掴んだ。
 
 3-1で迎えた4回には、2死から連打で1点差に詰め寄られたが、その後も粘り強く投げ続け、5回まで毎回2つの三振を奪う投球で、リードを守った。6回には、初回に適時打を許した先頭のスアレスからこの日11個目の三振を奪い、1死としたところでマウンドを降りた。
 
 勝ち投手の権利を得たまま降板したダルビッシュだったが、2点リードで迎えた8回、無死一塁から、代わったばかりのエドワーズJr.がスアレスに同点2ランを浴び、勝ち負けつかず。チームは延長10回、1死満塁から、プイーグに中越えの一打を浴び、5-6で敗れた。
 
 この日のダルビッシュは、5回1/3(102球)を投げて、被安打5、奪三振11、無四球、失点2の成績で防御率は5.14。打っては5回にセンターへ今季初安打をマークしている。