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大谷翔平、タイムリー含む2戦ぶりマルチ安打「もうすぐ本塁打も」 エンゼルス指揮官も期待示す

2019/05/12

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5打数2安打1打点、ダメ押し打で快勝に貢献

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が11日(日本時間12日)、敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのボルティモア・オリオールズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、タイムリー安打を含む2安打1打点と活躍した。
 
 右肘靭帯再建手術(通称:トミー・ジョン手術)を経て打者として復帰し、5試合目を迎えた大谷。5試合連続で「3番・DH」で出場し、存在感を見せた。
 
 前日は右腕3人の前に5打数無安打に終わった大谷だが、この日はオリオールズ先発の右腕ディラン・バンディ投手と対戦した。初回1死一塁で第1打席を迎え、大谷は初球の89.2マイル(約144キロ)の速球を弾き返すも中直。いきなり鋭い当たりを見せて、その後の打席に期待が高まった。
 
 エンゼルスはこの後4番アルバート・プホルス内野手の第7号2ラン本塁打で幸先良く2点を先制。しかし、直後の守りでエンゼルス先発のマット・ハービー投手がドワイト・スミスJr.外野手が第7号2ラン本塁打を放って同点とされた。
 
 大谷の第2打席はは3回。2死三塁の場面で再びバンディと対戦し、カーブ、チェンジアップと変化球主体の攻めを受けた。そしてカウント3-1からの5球目、高めの速球を振り抜くも左飛に打ち取られて勝ち越しはならなかった。
 
 しかし、エンゼルスは続く4回に先頭のプホルスが2打席連続となる第8号ソロ本塁打を放ち、3-2と勝ち越しに成功。プホルスにとってはこれが今季初の1試合2本塁打で、エンゼルス移籍後としては59度目となった。なお通算では641本塁打となっている。
 
 ここまで2打席連続無安打の大谷は6回、先頭打者として第3打席に立ち、今度は右腕ガブリエル・イノー投手と対戦。初球の低めのスライダーをファールとした後の2球目、外角の93マイル(約150キロ)の速球を捉えると、打球は左前への安打となった。
 
 この後プホルスもこの日3安打目となる左前安打で続くなど1死満塁とチャンスが広がると、コール・カルフーン外野手のタイムリー安打、ザック・コザート内野手の野選、さらにデビッド・フレッチャー内野手の内野ゴロの間の得点で一挙3点得点し6-2とリードが広がった。
 
 大谷は7回の第4打席でオリオールズ3番手の右腕ブランドン・クライン投手の速球に左直と凡退。しかし、続く9回1死二塁の場面で迎えた第5打席で、4番手の右腕ジミー・ヤカボニス投手に対してカウント3-1から85.7マイル(約138キロ)のチェンジアップを弾き返し、これが右前へのタイムリー安打となった。これがダメ押し点となって、エンゼルスが7-2で勝利。3連勝を飾った。
 
 大谷はこの日5打数2安打1打点で、打率.190。2試合ぶりの安打を記録するとともに今季2度目のマルチ安打として、大谷本来の打撃が戻ってきた。地元紙『LAタイムズ』によれば、大谷は試合後「今日は毎打席、打球を飛ばすことができたので、もうすぐ本塁打も打てると思う」とコメント。エンゼルスのブラッド・オースマス監督も「心配はしていないよ。もっと投球を見ていくことで、より感覚を良いものになっていくだろう」と、今後の打棒に期待感を示した。

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