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平野佳寿擁するダイヤモンドバックスは2位 MLB公式が今季“サプライズチーム”を特集

2019/05/11

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若手のブレイクが鍵に

 前評判は高くなかったが、開幕後快進撃を続ける“サプライズチーム”を米公式サイト『MLB.com』が10日(日本時間11日)、特集記事を発表している。
 
 フリーエージェント(FA)市場の停滞が際立った昨オフだが、トレードなどで有力選手の移籍も相次いだメジャーリーグ。若返りのために主力を放出した球団、優勝を目指して大補強を敢行した球団など様々だが、同サイトでは前評判が決して高くなかったにも関わらず、好調を維持する5チームを特集した。
 
 以下、順位と成績は9日(同10日)終了時点でのもの。
 
 まず、今季最もサプライズチームとして躍動していると特集されたのはミネソタ・ツインズ。23勝12敗、勝率.657と好調で、地区3連覇のクリーブランド・インディアンスに3.5ゲーム差をつけてアメリカン・リーグ中地区首位に立っている。
 
 今季は投手陣が結果を残しているツインズだが、特に勢いに乗っているのが若手率いる新打線。ホーヘイ・ブランコ内野手が打率.344、7本塁打、ミッチ・ガーバー捕手が打率.354、7本塁打と絶好調。加えて2月に5年間の契約延長したエディ・ロサリオ外野手もリーグトップの13本塁打を放っている。
 
 続いて選出されたのはアリゾナ・ダイヤモンドバックス。オフにはポール・ゴールドシュミット内野手(現セントルイス・カージナルス)、パトリック・コービン投手(現ワシントン・ナショナルズ)ら投打の柱が流出し、今季の低迷は避けられないかと思われていた。
 
 しかし、蓋を開けてみれば25勝15敗、勝率.579でナショナル・リーグ西地区2位。クリスチャン・ウォーカー内野手、ケイル・マーテイ外野手らが台頭しており、現段階では流出した主力の穴埋めとなっている。また、平野佳寿投手がチーム内3位となる17試合に登板するなど、フル回転で奮闘している。
 
 3番目に選ばれたのはサンディエゴ・パドレス。オフにはマニー・マチャド内野手を超大型契約で射止めたが、防御率1.55でリーグトップのクリス・パダック投手、超有望株のフェルナンド・タティスJr.内野手など若手の活躍も光る。21勝17敗、勝率.553でナ・リーグ西地区3位となっており、3年連続90敗以上となっていたチームの再建期も終わりに近づきつつある。
 
 4位にはピッツバーグ・パイレーツ、5位には菊池雄星投手擁するシアトル・マリナーズが選ばれた。5チームとも若手選手の台頭が激しく、実績のあるベテラン勢の助けもあれば、ポストシーズンのダークホースにもなり得るだろう。