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ドジャース・前田健太、MLB通算500奪三振&6回途中無失点! 勝ち負けつかずも「頼れる守備陣に助けられた」

2019/04/30

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 ロサンゼルス・ドジャースは29日(日本時間30日)、サンフランシスコ・ジャイアンツと対戦。先発登板した前田健太投手が6回途中まで無失点に抑えるも、中継ぎが逆転を許し、勝ち負けはつかなかった。この試合で前田はMLB通算500奪三振を達成したが、チームは2-3の敗戦となった。

 今季6試合目の登板となった前田は初回、先頭にセーフティ・バントを決められて出塁を許すと、三振で1死後に左前安打。いきなりピンチを迎えたが、後続を右飛、左飛に打ち取って何とか無失点に抑えた。

 2回の前田は先頭に四球を与え無死一塁とする。続く打者には右前安打を許すも、右翼を守るコディ・ベリンジャー内野手が三塁に矢のような送球を披露。一気に三塁を狙った走者を刺し、前田を救った。その後は中飛、三振と安定感を取り戻し、この回も無失点で終えた。

 続く3回は大きな右飛、安打で1死一塁とすると、最後は一ゴロで併殺打。投球術が光る場面となった。4回の先頭は綺麗に捉えられるも右翼正面へのライナー。さらに続く打者にも鋭い当たりを打たれるが、これはシフトの網にかかり三塁正面へのライナーとなった。中前安打を浴びてこの回も出塁を許したものの、最後は左飛に仕留め、無失点に切り抜けた。

 5回先頭は内野ゴロもその後は安打、四球で1死一、二塁のピンチ。ここは一塁手マックス・マンシー内野手のダイビングキャッチ、空振り三振で抑えた。6回のマウンドにも上がった前田だが、先頭に二塁打を浴びたところで降板となった。

 6回にドジャースは2点を先制しており、勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、7回裏にリリーフが打たれて逆転負け。この日の前田は5回0/3を投げて被安打7、与四球2、奪三振3、0失点で勝ち負けはつかなかった。5回に奪ったこの日3つ目の三振で、通算500奪三振を達成した。

 米メディア『ドジャー・インサイド』によると、試合後登板を振り返った前田は「頼れる守備陣にたくさん助けられた」とコメント。捉えられた当たりが多かったものの、ファインプレーが飛び出した守備陣を称えた。