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ヤンキース、3Aの加藤豪将がメジャー昇格候補に! 打撃好調の2選手が新たに負傷で大ピンチ

2019/04/29

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チームは首位争い真っ只中

 ニューヨーク・ヤンキースのD.J.ラメイヒュー内野手が28日(日本時間29日)、敵地オラクル・パークでのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で負傷。代わりの昇格候補として傘下3Aで活躍中の加藤豪将内野手の名前が挙げられた。米公式メディア『SB NATION』が28日(同29日)、伝えている。
 
 アーロン・ジャッジ外野手、ルイス・セベリーノ投手など主力選手を含めた13選手が負傷者リスト(IL)入りしているヤンキース。これ以上は離脱者を出せない状況だが、さらに2人が故障する事態となってしまった。
 
 この日、D.J.ラメイヒュー内野手とジオ・アーシェラ内野手が試合途中で負傷交代。X線検査の結果、ラメイヒューは右膝に炎症が確認され、左手首に死球を受けたアーシェラは特に異常は見られなかった。両選手ともIL入りまでするかはまだ分かっていないが、打率3割台を維持するなど好調な2選手なだけに心配な状況になっている。
 
 さらなる故障者が出てしまったが、マイナーでは若き才能が故障者の穴をカバーすべく出番を待っている。同サイトではラメイヒューらの代わりにマイナーからの昇格候補として数選手を挙げ、その中には3Aで活躍を続ける加藤の名前も挙げられた。
 
 他にはメジャーでの実績があるクリフ・ペニントン内野手、2016年に30本塁打をマークしたブラッド・ミラー内野手らが昇格候補に。しかし成績だけでは加藤が16試合で打率.364、OPS(出塁率+長打率)1.108と圧倒しており、昇格する可能性が大いにある。
 
 ルーク・ボイト内野手や復帰したゲイリー・サンチェス捕手などが活躍し、勝率も5割以上を維持しているヤンキース。タンパベイ・レイズとの首位争いが激しくなっているが、ヤンキースの戦力として加藤が加わわる日はすぐそこまで来ている。