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古巣ブリュワーズ復帰のゴンザレス、早速初登板が決定 「期待や要望を満たしてくれた」

2019/04/28

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昨季は「驚異的な仕事」で地区Vの起爆剤に

 ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)となり、ミルウォーキー・ブリュワーズに加入したジオ・ゴンザレス投手が早くも28日(日本時間29日)に今季初登板することが分かった。米公式サイト『MLB.com』が27日(同28日)、伝えている。
 
 32歳のゴンザレスは2008年にオークランド・アスレチックスでメジャーデビューし、2010年以来9年連続2ケタ勝利を達成している先発左腕。昨季はワシントン・ナショナルズとブリュワーズの2球団でプレーし、計32先発で10勝11敗、防御率4.21の成績を残していた。
 
 オフにはFAになり、停滞するFA市場の影響を大きく受けた選手の1人に。開幕直前になってやっとヤンキースとマイナー契約を交わしたが、メジャーに昇格することはなく、オプトアウト(契約破棄)の権利を使って退団して再びFAになる道を選択した。
 
 新たな移籍先には複数の球団が候補に挙げられていたが、ゴンザレスは1年200万ドル(約2億2000万円)でブリュワーズ復帰を決断。同サイトによると今季初登板は28日(同29日)に敵地で行われるニューヨーク・メッツ戦になるという。
 
 ゴンザレスは古巣ブリュワーズに復帰したことについて「ブリュワーズは訪ねてきて、僕の期待や要望を満たしてくれた。僕にとっても(入団は)Win-Winなものだった」と述べ、入団の決め手となった理由を明かした。
 
 また、ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は「我々にとって彼の入団は重要なことだと考えている。彼は昨季、驚異的な仕事をやってのけてくれて、今季も成し遂げてくれるだろうからね」とコメント。不振に陥っている先発投手も少なくない中、指揮官が左腕に寄せる期待は大きい。
 
 昨季は夏のトレード期限にブリュワーズに移籍し、5先発で3勝無敗、防御率2.13とエース級の活躍を見せたゴンザレス。ナショナル・リーグ中地区連覇を目指す球団にとって、頼れる投手が半年ぶりに帰って来た。