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岩隈久志、最後の最後で復活15勝目 9/27MLBクイックニュース

2014/09/27

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●ロサンゼルス・エンゼルス3-4○シアトル・マリナーズ
 
9月に入って防御率9点台と大不振に陥っていたマリナーズ岩隈久志の今季最終登板。
1回表はプホルスに左前打されたものの後続を断つ。最近は2回に失点されることが多かったが、2回表は8球で三者凡退。3回も10球で抑える。
 
速球にシュート回転のシンカーをうまく混ぜて打者のタイミングを外していた。その裏にマリナーズはモラエスとソーンダースの本塁打で3点を先制し、岩隈を援護。4回表は二死からケンドリックに右前打を打たれるが15球で退けた。5回も10球で三者凡退。球数少なく投げる本来の投球が戻ってきた。
6回にカルフーンとトラウトに連続本塁打を打たれ2点をかえされ、7回一死で降板。
 
61/3回を80球被安打4、4三振0四球自責点2で、15勝目を挙げた。最後に本来の投球を取り戻した。
2014年の岩隈は27試合登板、172.2回で15勝9敗、防御率3.54。日本人投手の最多勝。
 
チームは同地区のオークランド・アスレチックスと2ゲーム差。残り試合は2、連勝してアスレチックスが連敗すれば1デープレーオフとなる。ポストシーズンの可能性はわずかに残っている。
 
○カンザスシティ・ロイヤルズ3-1●シカゴ・ホワイトソックス
 
マジック1、今日勝てばポストシーズン進出が決まるロイヤルズ。
 
青木宣親は2番右翼で出場、一打席目は安打のエスコバーを1塁において先発ノエシからライナーで右翼線へ抜ける三塁打。先制点を奪った。青木も続くケインのタイムリーで生還。ロイヤルズは初回に3点を挙げた。
青木の二打席目は左直、三打席目は遊ゴロ、7回の守備からダイソンと交代して退いた。
 
3打数1安打1打点1得点、打率は.283。チームは3-1で勝利し、29年ぶりのポストシーズン進出。シャンパンファイトに沸いた。
 
○トロント・ブルージェイズ4-2●ボルチモア・オリオールズ
 
ブルージェイズの川﨑宗則は、7番三塁で先発。一打席目は三塁打のポンペイをおいて二塁内野安打で打点1、二打席目も二塁打のポンペイをおいて二塁へ内野安打、打点1、三打席目もポンペイは三塁打を放ったが、この打席は遊ゴロ、四打席目に代打バレンシアを送られて退いた。
 
3打数2安打2打点の活躍。通算打率は.261。ただ7回には三ゴロを悪送球するエラーも記録している。
 
ヤンキースはイチロー、ジーターともに今日は欠場。
明日のニューヨーク・ヤンキース対ボストン・レッドソックス戦は田中将大が先発。ジーターはDHで出場予定。イチローはあと1本でシーズン100安打。カブスの和田毅も先発予定だ。