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大谷翔平、メキシコで復帰も!エンゼルス指揮官は慎重も本人は「行きたい」 打撃練習では柵越え

2019/04/20

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本拠地で快音!33スイングで柵越えは9本

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、本拠地エンゼル・スタジアムでチームメイトとともに打撃練習に参加し、柵越えをマークするなど快音を連発した。5月上旬にはメキシコシリーズが控えており、大谷自身は意欲的な姿勢を見せている。米公式サイト『MLB.com』が19日(日本時間20日)、伝えている。
 
 昨年10月に右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、今季打者としての復帰を目指す大谷は、この日ケバン・スミス捕手、ブライアン・グッドウィン外野手とともに打撃練習に参加。33スイングで9本の柵越えをマークし、順調な仕上がりを見せた。
 
 同サイトによると、大谷は通訳を介して「自分だけで打つよりずっと楽しい。打つことに関しては、全てが順調に進んでいる。力強いスイングができているし、戻ってこれたことに興奮している」とコメント。また、肘の状態についても「キャッチボールも90フィート(約27.4メートル)まで伸ばすことができている」と言及し、充実の様子を口にしている。
 
 このまま順調に調整が進めば、5月上旬にも指名打者として復帰することが濃厚。そして、来週には実戦形式での投球も予定されている。
 
 チームは5月4日(同5日)にヒューストン・アストロズとメキシコでのシリーズを行う。エンゼルスのブラッド・オースマス監督は報道陣に「大谷はそれまでに準備できているか」と問われ「まだ早い」と慎重なコメントを残しているものの、一方で「準備ができていればメキシコ連れて行くよ」とも述べており、大谷の復帰時期が間近まで迫っていることを予感させた。大谷本人も「もちろん、行きたい」と積極的な発言をしているだけに、メキシコの地で復帰という可能性もありそうだ。

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