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38球連続ストライク!? 精密機械コロンの史上最長連続ストライク記録から今日で7年

2019/04/19

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Getty Images

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 昨季テキサス・レンジャーズに在籍したバートロ・コロン投手が2012年(当時はオークランド・アスレチックス在籍)、史上最長となる38球連続ストライクの記録を樹立してから18日(日本時間19日)で7年が経った。MLBは公式SNSを更新し、当時の映像とともにこの記録を紹介。公式インスタグラムでは、投稿からおよそ7時間で18万件を超える「いいね!」が寄せられている。
 
 コロンはテイクバックの小さい独特のフォームから投げ込み、若手時代は100マイルを超える豪速球を武器に活躍したが年を追うごとに環境に合わせてスタイルも順応。44歳で迎えた昨季はレンジャーズで28試合に先発登板するなど、一線で活躍した。今季も契約を求めながら未だ所属先は決まっていないものの、米国のビデオゲーム『MLB The Show 2019』のトレーラーに起用されるなど、その知名度と人気は圧倒的だ。
 
 そんなコロンの芸術的とも言えるコントロールが頂点に達し、象徴的な場面となったのが2012年4月18日(同19日)の出来事。ロサンゼルス・エンゼルス戦に先発登板し、8回を4安打無四球5奪三振の好投で無失点に抑えた日のことだった。5回裏の先頭打者に初球ボールを与えて以降、8回裏の3人目の打者にボールを出すまでなんと38球連続でストライクを記録した。
 
 この間、見逃しストライクが17球、空振りが1球、ファウルが10球、インプレ―となった打球が10球で、被安打2、奪三振2、ゴロアウトとフライアウトがともに4個という投球内容だった。あまりのストライク率の高さに打者は早打ちで対応するしかない状況。結果としてはボールゾーンに投げ込まれた投球にも手を出すことになり、ファウルでカウントを投手有利にしてしまう場面が目立った。
 
 MLBが全試合、全ての投球結果を詳細に記録し始めたのが1988年。それ以降、2019年シーズンまで破られることなくそびえ立つ大記録の誕生から7年が経った。この記録を打ち破るのはどの選手になるだろうか。45歳の右腕が再びメジャーのマウンドに返り咲き、自らの手で塗り替えることを期待するファンも多くいることだろう。
 

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