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大谷翔平が打者復帰へ前進、エ軍監督「来週にも投手の球を見ることに」 トラウトも戦列復帰

2019/04/16

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主軸復帰で貧打改善へ

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が右肘の検査を受け、靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)後の経過が順調であることが分かった。地元メディア『Los Angeles Times』が15日(日本時間16日)、伝えている。
 
 今季は打者としての復帰を目指す大谷。トスバッティングからフリー打撃、ピッチングマシンでの打撃と段階を重ねてきたが、ついに復帰へ向けて大きく前進しそうだ。
 
 同メディアによると、大谷は15日(同16日)に右肘検査を受け、状態に異常はみられず。大谷の執刀医ニール・エラトロッシュ博士は右肘の状態について、「十分に回復している」と診断しており、術後の経過は良好であると見ている。
 
 また、エンゼルスのブラッド・オースマス監督は「もし全てが順調ならば、来週にも投手の球を見ることになる」と述べ、これまでの練習からもう一段階、練習内容の強度を上げることを伝えた。
 
 ここまで地区最少の59得点と貧打に悩むとなっているエンゼルス。昨季22本塁打をマークした大谷の打者復帰は嬉しい話題の一つとなる。さらに、この日には嬉しい話題がもう一つあった。
 
 この日、右足の付け根の痛みで離脱していたマイク・トラウト外野手が、敵地グローブライフ・パークで行われたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。今季は14日(同15日)時点で、打率.406、5本塁打、12打点と好調なスタートを切っていた主砲が戦列復帰を果たした。
 
 いよいよ打者・大谷が復帰間近に迫るエンゼルス。このまま順調にいけば、昨年9月以来となるトラウトとのアベック本塁打を見る日もそう遠くはないだろう。