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オリオールズ・デービス、連続無安打記録樹立 かつての本塁打王、昨季から49打数安打なし

2019/04/09

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昨季からのスランプ抜けられず

 ボルティモア・オリオールズのクリス・デービス内野手が野手として49打数連続無安打のワースト記録を樹立した。米公式サイト『MLB.com』が8日(日本時間9日)、伝えている。
 
 2013年、2015年にアメリカン・リーグ本塁打王に輝いたデービスだが、ここ数年は不調。特に昨季は、規定到達打者の中でワーストとなる打率.168をマークするなど苦しみ、21打数連続無安打でシーズンを終えていたが、それが継続して今季もさらに不名誉な記録を樹立してしまった。
 
 デービスは8日(同9日)、本拠地オリオールパーク・アット・カムデンヤーズで行われたオークランド・アスレチックス戦に「6番・一塁手」で先発出場。今季初安打を放つべく奮起したが、1打席目は右翼手へのライナーでアウト。昨季から数えて、ミルウォーキー・ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督が現役時代に記録した45打数連続無安打に並んでしまう。
 
 続く3回の2打席目では2球目を捉えるが左翼手へのライナーに。これで2010年から2011年にかけてエウヘニオ・ベレス氏(当時ドジャース)が記録した46打数連続無安打に並ぶと、5回の3打席目でも直球を捉えるがまたも左翼手がキャッチしてアウト。ベレス氏のもっていた歴代ワースト記録を更新した。
 
 その後、7回の第4打席と8回の第5打席では三振に倒れたデービス。野手としての連続無安打記録は「49」まで更新され、この日も安打を放つことができなかった。試合はオリオールズが12-4で勝利した。
 
 デービスの今季の成績は28打数無安打、2打点、15三振と、かつて独特な打撃フォームで本塁打を連発し、ミゲル・カブレラ内野手(デトロイト・タイガース)らとタイトル争いをしていた姿からは考えられないようなシーズンとなっている。
 
 しかし同サイトによると、試合前にはオリオールズのブランドン・ハイド監督が「昨日(現地7日)の試合後にデービスと話したが、彼は本当にプレーしたがっていた」と述べるなど、安打を求める姿勢は全く崩れていない。果たして大きな“1本”は明日にでも出るだろうか。