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田中将大、勝ち投手の権利を手にして降板 6回78球の省エネ投球、3試合で防御率1.47

2019/04/09

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が8日(日本時間9日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に先発登板。6回1失点で勝ち投手の権利を手にし、マウンドを降りている。
 
 開幕から好投を続ける田中。この日も、少ない球数での快投が光った。初回、2死から3番ブレグマンに安打を許すも、しっかりと後続を断つ上々の立ち上がり。2回を三者凡退に抑えてリズムを作ると、味方に援護をもらった3回も三者凡退とした。
 
 4回は、先頭の“小さな巨人”アルトゥーベに特大の同点弾を許したが、後続を3人で斬り、最少失点に抑えると、直後の5回表には、ヤンキースの主砲・ジャッジの3号ソロですぐさま勝ち越しに成功。6回にも8番フレージャー適時打でさらに1点を加え、3-1とリードする。
 
 最大のピンチは6回、先頭のチリーノスに二塁打を浴びると、続くスプリンガーは四球で歩かせ、無死一、二塁となる。ここで迎えたのは、前の打席で本塁打を放ったアルトゥーベ。田中はアルトゥーベに対し、外角を丁寧に攻める投球で遊ゴロに打ち取ると、ブレグマン、ブラントリーをそれぞれ右飛、二ゴロに抑え、この回を凌ぎきった。
 
 この日の田中は、6回(78球)を投げ、被安打3、奪三振3、与四球2、失点1の成績。防御率を1.47としている。
 
 試合は3-1のまま、ヤンキースは、2番手・ブリットンに代わっている。