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マリナーズ、快進撃止まらず!開幕10戦連続HRで完勝「これは“チーム・アプローチ”」

2019/04/07

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この日も3発!10戦24発はメジャートップ!

 シアトル・マリナーズが6日(日本時間7日)、敵地ギャランティード・レイト・フィールドでのシカゴ・ホワイトソックス戦で9-2で快勝。この日も3本の本塁打が飛び出し、開幕から10試合連続本塁打とフランチャイズ記録を更新している。
 
 マリナーズは前日に8-10で打撃戦を落としていたが、この日は投打がかみ合って連敗を阻止した。
 
 3回にミッチ・ハニガー外野手のタイムリー二塁打で先制したマリナーズは、4回にはジェイ・ブルース外野手が第4号ソロ本塁打を放って加点。4-1と3点リードの5回にはティム・ベッカム内野手の第4号3ラン本塁打で7-1とリードを広げると、9回にはブルースがこの日2本目となる第5号ソロ本塁打を放って9-2とダメ押しした。
 
 投げては先発のマイク・リーク投手が6回1/2、106球(ストライク80球)を投げて被安打9、無四球、奪三振6、失点2と好投。安打数こそ多かったものの、ストライク率75.5%と制球力が光る投球を見せた。後を受けたリリーフ陣も3人が無失点で繋いで、前日に終盤の2イニングで計4得点を挙げたホワイトソックスに反撃を許さなかった。
 
 マリナーズはこの日、3本塁打を含む14安打9得点。チームとして開幕からの連続試合本塁打記録を「10」に伸ばしてフランチャイズ記録を更新した。チームの本塁打数「24」は、メジャー30球団でトップ。5本塁打のブルースを筆頭に、ここまで9人が本塁打をマークしている状態だ。また、一発の怖さだけでなく、チーム打率.274はアメリカン・リーグ1位と好調を維持しており、繋がりのある打線が投手陣を強力援護している。
 
 連敗を阻止したマリナーズ。今季10試合を戦って8勝2敗となり、勝率.800はア・リーグトップとなっている。スコット・サービス監督は打撃陣の好調ぶりについて「これは“チーム・アプローチ”だ。全ての人が自分たちがしていること、我々にとって重要なこと、アイデンティティとは何かを話し合っている。本当に良い仕事をしているよ」と絶賛しながら、チーム力の向上を強調した。
 
 昨季は89勝を挙げながらア・リーグ西地区3位にとどまり、ワイルドカード4位でポストシーズンに届かない惜しいシーズンだった。2001年の地区優勝以来、昨季まで17年間ポストシーズンに進んでいないのは、現在メジャー30球団でも最長。この汚名を返上をすべく、見事なスタートダッシュを切ったマリナーズの快進撃にこれからも注目だ。

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