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アクーニャJr.、8年111億円で契約延長「アトランタにいたい」 メジャー1年未満で異例の規模

2019/04/03

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昨季は大谷とともに新人王

 アトランタ・ブレーブスがロナルド・アクーニャJr.外野手と8年1億ドル(約111億円)での契約延長に合意したことが分かった。米公式サイト『MLB.com』が2日(日本時間3日)、伝えている。
 
 マイナー時代から高い評価を受け、昨季20歳の若さでメジャーデビューを果たしたアクーニャ。111試合で打率.293、26本塁打、64打点、16盗塁の成績を残し、アメリカン・リーグの大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)と並んでナショナル・リーグの新人王を受賞した。
 
 また新人王受賞だけではなく、メジャー史上初最年少での5試合連続本塁打、ポストシーズン史上最年少弾となる満塁本塁打を放つなど、とてもデビューしたばかりの新人とは思えないような打撃を見せ、ブレーブスの大躍進に貢献。記録づくしの1年でもあった。
 
 既に規格外のポテンシャルを発揮しているアクーニャだが、球団側もそれを認めているようだ。アクーニャが受け取る1億ドルは、メジャー登録165日目の選手としては歴代最高額。球団内でもフレディ・フリーマン内野手の8年総額1億3500万ドル(約150億円)に次ぐ大型契約となっており、球団からの期待の大きさが表れている。
 
 同サイトによると、8年の長期契約に合意したアクーニャは「アトランタにいたい、そしてブレーブスの一部でありたいんだ。チームメイト、球団、ファン、アトランタを愛しているよ」と述べ、契約延長の決断に満足げな様子をみせている。
 
 昨季は8ゲーム差をつけ地区優勝を飾ったブレーブスも、今季は開幕3試合で全敗スタート。しかし、アクーニャが4試合目となる1日(同2日)のシカゴ・カブス戦で今季1号を放つなどし、チームの初勝利に貢献。大型契約を手にしたアクーニャの打撃が、地区連覇の鍵になってくるだろう。