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ヤンキースに緊急事態、主砲スタントン&アンドゥハーが故障者リスト入り 既にヒックスら欠く

2019/04/02

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主軸2選手が離脱、層の厚さで耐えられるか

 ニューヨーク・ヤンキースはジャンカルロ・スタントン外野手とミゲル・アンドゥハー内野手を故障者リスト(IL)に登録したことを発表した。ヤンキースはすでに、アーロン・ヒックス外野手ら主力を欠いており、開幕早々非常事態となっている。米公式サイト『MLB.com』が1日(日本時間2日)、伝えている。
 
 アーロン・ジャッジ外野手とともに主砲の一人として今年も期待されているスタントン。オープン戦では打率.310、4本塁打を記録し、開幕後も3試合で7四球を選ぶなど高い出塁率を誇っているが、早くも離脱が決まった。
 
 スタントンは3月31日(同4月1日)のボルティモア・オリオールズ戦に「4番・左翼」で先発出場。同サイトによると、試合中に左の二頭筋を痛めた模様で、球団は10日間のILに登録したとのこと。復帰は5月までに可能とも伝えてられている。
 
 またスタントンに加えて、昨季27本塁打を放ち大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)と新人王を争ったアンドゥハーも10日間のIL入りが決定。右肩を痛めたことが原因で、明確な復帰時期については伝えられていない。また、アンドゥハーの代わりにタイラー・ウェイド内野手が昇格する。
 
 ヤンキースは他にもヒックス、ディディ・グレゴリウス内野手ら主力選手が故障者リスト入りしており、既に怪我人続出の状態。新加入のD.J.ラメイヒュー内野手や、スタントンの代わりに昇格のクリント・フレイジャー外野手らが故障者の穴を埋める予定だが、戦力ダウンは避けられなさそうだ。
 
 開幕後3試合では1勝2敗と負け越してしまったヤンキース。ライバル球団で昨季ワールドシリーズ覇者のボストン・レッドソックスも開幕4試合で1勝3敗とまだ本調子ではない。主力選手復帰までは我慢の時期となりそうだ。