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開幕から4試合連続弾! 昨季MVP男イェリッチが史上6人目の快挙、164キロ捉えてサヨナラ打も

2019/04/01

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 ミルウォーキー・ブリュワーズは3月31日(日本時間4月1日)、セントルイス・カージナルスと対戦。クリスチャン・イェリッチ外野手が開幕戦から4試合連続となる本塁打を放った他、9回裏にはサヨナラ2点適時二塁打を放つ大活躍を見せた。開幕から4試合連続本塁打はMLB史上6人目。
 
 初回、「2番・右翼」のイェリッチの第一打席。1死無走者から高めの速球を弾き返し、右中間スタンドに飛び込む先制の本塁打とした。これで4試合連続本塁打となり、勢いに乗りたい場面だったが、その後はブリュワーズ打線が沈黙。
 
 4回に2点を失い、さらに5回には、カージナルス新加入のポール・ゴールドシュミット内野手に今季4号となる2点本塁打を許して、3点ビハインドとなったブリュワーズ。7回裏に2点を返し3-4と1点差に迫ると、9回裏にドラマが待っていた。
 
 最終回の攻撃、先頭打者のベン・ギャメル外野手が左翼への二塁打で出塁。続くロレンゾ・ケイン外野手も二塁への内野安打で繋ぎ、イェリッチにこの日の5打席目が回った。カージナルスのジョーダン・ヒックス投手との対戦は2ボールからの3球目、102マイル(約164キロ)のシンカーを捉えて左中間へ。2人の走者が生還して5-4の逆転サヨナラ勝ちを収めた。
 
 この日のイェリッチは2打数2安打1本塁打3打点3四球。開幕から4試合連続の本塁打はMLB史上6人目の快挙となった。昨季は惜しくも三冠王を逃した好打者、今季こそタイトル総なめの予感だ。

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