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ダルビッシュ、19年初登板で自己最悪7四球…3回途中3失点 カブスは逆転負けで連勝ならず

2019/03/31

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復活懸ける移籍2年目、速球の最速は151キロにとどまる

 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が30日(日本時間31日)、敵地グローブライフ・パークでのテキサス・レンジャーズ戦に先発登板したが、制球を大きく乱し3回途中3失点で降板した。
 
 右肘手術からの復活を目指す移籍2年目のダルビッシュの2019年初登板は試練のマウンドとなった。
 
 2012年のメジャーリーグ挑戦から2017年途中まで在籍した古巣レンジャーズに対して、ダルビッシュは初回ハビア・バイエズ内野手など3本のタイムリー安打で3点の援護をもらったがその流れに乗れない。
 
 先頭の秋信守外野手は83.8マイル(約135キロ)のスライダーで空振り三振、2番のルーネッド・オドーア内野手には93.4マイル(約150キロ)の速球で見逃し三振を奪って2アウトを取ったが、直後に3者連続で四球を与え満塁のピンチを招く。最後はアズドゥルバル・カブレラ内野手を速球で空振り三振を奪って無失点で切り抜けたものの、制球に不安の残る立ち上がりとなった。
 
 続く2回も制球難は改善されない。暴投を含めて先頭から3者連続四球で無死満塁とし、1死後にオドーアにスライダーを弾き返されて右前タイムリーを許し1失点。味方打線が1点を追加した直後の3回は、先頭のノマー・マザーラ外野手にこの試合7つ目の四球を与えると、1死後にカブレラに高めの速球を捉えられ、右翼スタンドに飛び込む第1号2ラン本塁打を浴びた。
 
 ダルビッシュは次打者のロナルド・グーズマン内野手を投ゴロに打ち取ったところで球数が75球に達し、ジョー・マッドン監督によって交代を告げられ降板。2番手のスティーブ・シーシェック投手にマウンドを譲った。
 
 この日のダルビッシュは、速球の最速は94.1マイル(約151キロ)にとどまり、フルカウントを5度記録したのを含め7度の3ボールは全て四球となった。その分球数も自然と多くなり初回35球、2回25球、3回15球。結果的に2回2/3、75球(ストライク38球)を投げ被安打2(本塁打1)、与四球はキャリア最多の7、奪三振4、失点3の成績で、防御率は10.13となった。
 
 カブスは、5回に5番カイル・シュワーバー外野手の第1号ソロ本塁打、ジェイソン・ヘイワード外野手の犠飛で2点を追加。しかし7回、4回から登板していた3番手のホセ・キンターナ投手が秋信守に2点タイムリー安打を浴びて6-5と1点差に詰め寄られる。
 
 そして続く8回には4番手のカール・エドワーズJr.投手が5番のジョーイ・ギャロ外野手に第1号逆転3ランを浴びて、6-8と一気に試合をひっくり返された。カブスはそのまま敗れ、開幕2連勝はならなかった。