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フィリーズ、368億円男ハーパーが移籍後第1号HR ド迫力142m特大弾で開幕2連勝に華

2019/03/31

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超大型契約で話題も、今後は結果で存在感示す

 フィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパー外野手が30日(日本時間31日)、本拠地シチズンズバンク・パークでのアトランタ・ブレーブス戦で移籍後第1号本塁打を放つ活躍を見せ、チームを開幕2連勝に導いた。
 
 オフに13年3億3000万ドル(約368億円)で契約を結んだハーパーに待望の一発が飛び出した。「3番・右翼」で先発出場したハーパーは、6-4で迎えた7回に2死走者なしで第4打席を迎え、フィリーズ4番手のジェシー・ビドル投手に対してカウント1-1から92.8マイル(約149キロ)の速球を捉えると、打球はフィリーズファンで埋まった右中間スタンドに飛び込む第1号ソロ本塁打となった。
 
 米解析サイト『Statcast』によれば、この打球の初速は114マイル(約183.4キロ)、打球角度は26度、最高到達点は102フィート(約31メートル)、推定飛距離は465フィート(約141.7メートル)、滞空時間5.7秒という特大の一発。打った瞬間それと分かる打球で、応援していたファンも一斉に両手を挙げて本塁打を確信し大興奮していた。
 
 ハーパーの一発で7-4とリードを広げたフィリーズは、最終的に8-6で勝利。昨季ナショナル・リーグ東地区を制したブレーブスに対して開幕から2連勝を飾った。
 
 フィリーズで新たな一歩を踏み出した26歳の若きスーパースター、ハーパー。超大型契約の話題だけでなく、これからは結果でもその存在感を存分に発揮していくことが期待される。

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